ピカソとその時代 6


「ピカソとその時代 5」の続きで、今回はアルベルト・ジャコメッティの作品だ。
この「ヤナイハラⅠ」は、交流のあった日本の哲学者・矢内原伊作の像。


「広場Ⅱ」は、ジャコメッティらしい細い人物が5人、何か関係があるかと思えば何の関係もなくすれ違い交差する空間だ。


これぞジャコメッティというべき作品「ヴェネツィアの女Ⅳ」
今回ジャコメッティの作品は少なかったが、いかにもジャコメッティという作品が見られた。
ジャコメッティはスイスのイタリア国境近くの人で、主にフランスで活動。大戦中は一時スイスに逃れたが、終戦後はフランスに戻って制作を続け、1966年にスイスのクールで亡くなった。

次回(アンリ・マティス)に続く。