キース・ヘリングの美術館

07052501この4月に小淵沢にオープンした美術館です。
名前は「KEYFOREST 871228」・・この数字は、館長の中村和男氏が初めてキースの作品に出会った87年12月28日に因んだものだそうです。
北川原温氏設計の建物はユニークですが周囲の森に絶妙にマッチしています。

内部は「闇」「ジャイアントフレーム」「希望」の三つのエリアに分けられ、キースの作品が大変効果的に展示されています。
07052502道路沿いにある駐車場から建物までは少し離れています。
駐車場の目の前でないのが良いですね。
この表示に従って遊歩道のような通路を歩いていきます。
07052503展示作品には細かい説明文などは添えられていません。
その代わり、入館者には作品の説明が書かれた作品一覧が配布されます。
理屈抜きで作品を楽しみ、詳しく知りたい作品については一覧を読むという事です。

キースは1980年代、地下鉄の空き広告スペースに絵を描き、注目された作家です。エイズで亡くなるまで10年ほどの間に多数の作品を残しています。
「キース・ヘリング」でググると多くのサイトで、作品が紹介されています。
07052504「希望」の展示室を出て「空への階段」を登ると「スカイコート」と呼ばれる屋上に出ます。
ここは何となく居心地の良い場所です。
時間があればここから周囲の森や空を眺めるのも良いでしょう。

ミュージアムショップにはキースのグッズが色々あり、喫茶コーナーもあります。
オフィシャルサイト→「KEYFOREST871228

キース・ヘリングの美術館

“キース・ヘリングの美術館” への6件の返信

  1. 行きたかったな〜。
    時間が無くて行けなかったけれど、
    次回忘れなかったら行くぞ〜。

  2. exifさん、いらっしゃい。
    ここは中々面白い展示方法で、楽しみながら作品を見られます。
    この次には是非。

  3. 面白そうなスペースですね。
    昔、北川原温の事務所でご本人と打ち合わせさせていただいたことがあったのを思い出しました。
    ぜひ中を見たいです。

  4. yannさん、いらっしゃい。
    いい感じですよ・・私は好きですね・・こういう感じの美術館は。
    展示室ごとに雰囲気ががらりと変わるので「次は?」「次は?」という期待もふくらみます。
    だから「もっと見たい」「もっと感じたい」という欲求も出てきます。
    その欲求にどう応えてくれるか・・今後が楽しみでもあります。

  5. こんばんは~
    2回ほど行ってきました。
    80年代を学生時代で過した私にとっては、キースの作品はとてもインパクトがありました。
    関連雑貨も扱っていて結構気に入っています。

  6. もとさん、いらっしゃい。
    この美術館は展示方法がユニークで、見ていて楽しいですね。
    インパクトは充分です。
    後はこの地でどのように定着、発展していくかが課題かも知れません。

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