ウェブでタイポグラフィー

09112403文字ってのは、デザインの大事な要素ですが、ウェブの場合、ユーザー環境に依存するという前提から、なかなか思うようなデザインが出来ないものです。
最近はCSSでかなりの所まで指定することが可能ですけどね。

フォント名による指定、またはゴシック系(サンセリフ)と明朝系(セリフ)の指定や、文字の大きさ(サイズ)、太さ(ウエイト)については、かなり自由が利くようになりました。
とは言え、例えば一口に明朝体と言っても、もの凄い種類のフォントがあります。
Windowsで標準的に使われているMS明朝と、Macに付属しているヒラギノ明朝では、同じ明朝体でも形がかなり違います。
で、例えばヒラギノ明朝を指定したとしても、ヒラギノ明朝がインストールされていないパソコンでは、自動的に「そこにあるフォント」に置き換えられてしまうわけです。

行間はCSSで簡単に指定できます。
一文字一文字の間隔=ツメ具合もCSSでポジション指定することで可能ですが、とても現実的とは言えません。
最後の手段として、特にタイプフェイスが重要な「ロゴ」や見出し部分の文字を画像に置き換えるという、言わば反則技で何とかする訳です。
画像ならユーザー環境によって見え方が違うことは・・多少色味が違うくらいしかありませんからね。(笑

何れにしても、ウェブでタイポグラフィーというのは、かなり苦労しますね。