北野天神社にある、トチノキの巨木です。
以前ご紹介したときは葉のない季節でした。
葉が繁るとこんななんですよ。
境内全体を覆うほどの、大きな木陰を作っています。
正に巨木の風格です。
高さは25メートルあります。
その高さより、この境内に居ると、まるで天井があるかのような広がりがすごいです。
北杜市の天然記念物に指定されています。
拝殿の上まで枝葉を伸ばしています。
時々、大きな音を立てて実が屋根に落ちてきます。
もちろん地面にも落ちますが、そのときは、あまり音はしませんので・・
落ちて来たトチの実です。
表の果肉が割れて、中の種が転がっています。
頭の上に落ちて来たら、かなり痛いでしょうね。(笑
拝殿と神楽殿へ行く渡り廊下の角から、24mmで撮っても、このくらいしか入りません。
晴天の午後2時過ぎなんですが、この暗さです。
このトチノキの木陰と木漏れ日が、この神社の神聖な雰囲気を作っているのかもしれません。
小淵沢には、この木以外はトチノキが無い・・今は八ヶ岳薬用植物園にありますが・・天然のものは1本も無いそうです。
このトチノキは、大昔に誰かが1本だけ持ち込んだのか・・大昔はたくさんあったのに1本だけが残ったのか・・それとも何か不思議な謂われでもあるのか?
その辺は謎のままです。
大きな木ですね。
巨木って側に行くだけで感動します。
よくぞここまで生き延びてきたなって。
しかし、トチノキが無いって不思議ですね。
flipperさん、いらっしゃい。
このトチノキは、やはり御神木の風格があります。
謂れが書かれた立て札に、小淵沢唯一のトチノキとあります。
また、樹高は約25mと書かれていましたが、樹齢は分からないらしく書かれていませんでした。