秋冷の候

041004アートしてみませんか?

「窓は風景を切り取るフレームである」と言ったのは誰だったか忘れましたが、こうやって窓のこちらから見る外の景色は確かに現実の世界を少しだけ離れているように思えてきます。

現実の世界から美しいものを切り取る事。それは画家や写真家だけでなく、誰にでもできる事です。窓に縁取られた風景を見て「お、いいじゃないか。」と思ったなら、今は最高の季節「芸術の秋」でもありますし、ちょっとカメラを持って外に出かけてみませんか。
難しく考えずに、自分の前に窓があるつもりで風景を切り取ってみるんです。使い捨てカメラでは気分が出ませんが、今はデジカメも安くなってますし、操作が簡単なもので充分です。

そして、、最近はホームセンターなどでも、ちょっとしゃれた小さな額縁を安く売っています。自分が撮った写真を額縁に入れてみましょう。どうです?悪くないでしょう?

写真は真実を写さない

040908 アンラッキーもラッキーで良い素材を見つけたので、ちょっと遊んでみました。

空に露出を合わせた写真とネギ畑に露出を合わせた写真。両方見せたいという事になるとこうするしか無いかな。ちょっとした細工ですけど、ソフトがあればこういう事も出来るって見本です。

まあこれは、わざとウソの写真を作ってる訳だけど、現場で人間の目で見ると空も畑もきれいに見えるんですよね。人間の見たまま感じたままが真実だとしたら、写真は真実を写していないです。だったら、私が作った写真の方が真実に近い、、? いや、そうではなくて、人間の目というのは自分の気持ちや考えに準じた見方をして居るので、元々正しい物の見方をしていません。それを写真にとっても真実が写るはずは無いのです。
もっときれいに写るはずだったのにきれいじゃなかった。どうって事無い風景がすごくきれいに写った。どちらも写真の真実ではありますが真実は写っていません。
しかし、だからこそ、写真はアートたり得るのだと思います。