ヒオドシチョウ

13032801
オレンジ色の蝶が、開花したばかりの桜の花に居ました。
タテハチョウの仲間の「ヒオドシチョウ」です。

ヒオドシ(緋縅)とは、鎧(よろい)の縅(おどし=綴り合せ)の呼び名ひとつです。
クチナシやキハダで下染めし、その上から紅で染めた紐などで綴り合せています。
「緋威」「火縅」「氷魚縅」とも書くそうです。

ヒオドシチョウは成虫で越冬するので、早春から飛びはじめます。
この写真の蝶も、厳しい冬の寒さを乗り越えてきたのですね。