
「建岡神社 5」の続き。
午後の日差しがいい感じだ。そろそろ引き上げることにしよう。

長い石段を下って、石鳥居の近くの広場まで戻ってきた。
ここには道祖神や正体のわからない石祠などがある。

これらの祠や石灯籠なども謂れが分かれば良いのですが。
いや、しかと分からない方が良いのかも知れませんが。

蚕霊大神(さんれいだいじん/こだまおおかみ)の石碑。
昔は養蚕が盛んな地域でしたから、当然あります。

石鳥居の脇に神人和楽(しんじんわらく)と書かれた石碑がある。
この建岡神社のいわれなどが記されている。
このシリーズは今回で終了する。
聞いた話だが、この神社は「お百度参り」(願掛け)の霊験あらたかとされているらしい。
いやしかし、この長い石段を100回も上り下りするのなら、その願いは叶えられると考えるのが人情だし、神様だってそのくらいの情はあると思うが。
もう一つ・・誰から聞いたかも忘れたが、ここは「子の刻参り」(呪い)の場でもあったらしい。
丑の刻(午前1時〜3時頃)に相手に見立てた藁人形を御神木に打ち付ける、その間、人に姿を見られてはならないって・・日本古来の呪術とは言え、そんなことができるやつの気が知れない。
ちなみに子の刻参りがなぜ丑の刻に行われるかと言えば、元々は丑の刻参りが正しく、呼び名だけが間違えて子の刻になったと言われているようだ。

