霧の中の離合


霧の中、走り去る貨物列車を撮っていた。(2025年10月14日)


タキ1000の右側から強い光が近づいてくる。


E353系、下り特急あずさ29号だった。


5連ヘッドライトが霧に滲み、雨に濡れたレールが輝く。


このような離合の瞬間はタイミングが難しく、幸運がなければそのポイントにさえ行けない。

このとき、あずさ29号はほぼ定時で運行されていたが、貨物列車のほうがやや遅れていたようだ。
貨物列車が定時運行されていたら、ここでは貨物列車が完全に見えなくなってしまってからあずさが来ることになるし、逆に更に30秒以上遅れていたら、あずさが写角を遮って貨物列車は見えなくなってしまう。
要するに離合シーンなどというものは狙って撮れるものではないということ。
頻繁に撮影場所に通うしかないってことだね。

ちなみに「離合(りごう)」とは、列車同士がすれ違うことを意味する鉄道専門用語だ。
狭い道で車がすれ違うことを意味する「離合(りごう)」は、元は上記の鉄道専門用語から派生したものだが、主に九州や西日本で使われる方言のようになっていて、東日本ではほぼ通じないようだ。