旧北国街道海野宿 5


「旧北国街道海野宿 4」の続き。立派な卯建の上がった建物が多い。
母屋の軒の下にあるのが袖卯建(そでうだつ)、母屋の屋根までカバーしたものが本卯建。


元は旅籠の建物で「鍵屋」という屋号の隣に「諸国商人衆定宿」とある。文字が薄れているので写真でははっきり見えないのが残念。


お城やお寺の扉のような金物が付いた立派な扉の家。「大中」という表札があるが元は何だったのだろう。
どの家にも繊細な格子戸がずらりと並んでいる。この格子戸の「媒稲荷」の暖簾がかかっているところに雛人形が飾られていて、通行人も格子戸から覗いて雛人形を観ることが出来る。

次回に続く。