スカ色115系 しなの鉄道


信濃追分駅を発車した、しなの鉄道の上り軽井沢行き普通列車です。
しなの鉄道は碓氷峠の廃止で分断された信越本線を引き継いでいるので、軽井沢駅が起点です。


しなの鉄道の115系には、このスカ色の他に湘南色、新・旧の長野色等々、いくつもの特別塗装車両があります。それらの中での一番人気が、このスカ色です。


正式には横須賀線色なのですが、本来の横須賀線での塗装は、腰部の青色がヘッドランプとテールランプの間から斜め下に向かってカットされていました。


この角丸四角形の塗り分けは中央線でこそお馴染みのものですね。型式も横須賀線では111、113系で、115系は勾配区間用の形式です。


湘南色(オレンジと緑)の先頭部塗り分けもスカ色と同じです。
もともと信越本線では湘南色の115系が走っていましたから、路線としては湘南色が懐かしの塗装なんです。
私は中央線に子供の頃から乗り慣れていたのでスカ色が一番好きですけどね。

今回、ウェブで調べた運用表ではS21編成が走ることになっていましたが、実際に走ったのはS16編成でした。
どちらもスカ色115系に違いないので構いませんが、しなの鉄道の場合は結構こういう事があるようですね。
何しろ全国的にも希少な115系です。
新型のSR1系も運用が始まっていますから、それほど長いことかからずに見られなくなってしまうことでしょう。