これも、9月8日に萌木の村で撮った写真です。
ロータスは英国車の中でもちょっと特殊で、アマチュア好事家が自宅の裏庭で車を組み立て、それで日曜レースに出場する・・そんな車を作り続けていたメーカーです。
それは「バックヤードスペシャル」と呼ばれます。
写真のロータス7（セブン）は、1,600ccという小排気量ながら500kgに満たない車重で、素晴らしいパフォーマンスを誇る、ライトウエイトスポーツの典型です。
古いロータスは、完成品だけでなく、組み立てキットで販売されていたものも多く、7の前のロータス6などは組み立てキットのみの販売でした。
これは「ロータス・エラン」ですが、もちろん組み立てキットでも販売されていました。
右の白い車は「ロータス・エスプリ」です。
ロータスがライトウエイトスポーツからスーパーカー路線に転換したと言われた車種で、007シリーズのボンドカーにもなりました。
参考サイト→「LCI Limited – ロータス正規輸入総代理店」
「チーム・ロータス – Wikipedia」
バックヤードビルダーから発展して、スーパー７の製造権をロータスより買い取ってしまったのがケーターハムなんですよね・・・それでもロータスはフルオリジナルは許さなかったので、ロータススーパー７とケーターハムではフロントフェンダーの形状が違うと言う事らしいです（写真はオリジナルロータススーパー７ですね）因みにケーターハムには数種類のエンジンがあり、ホンダのエンジンから200馬力オーバーのコスワースまであります。
石和の陸運事務所で何回か見たことありますがホント面白い車でした（公道を走るゴーカートそのものです。）
組み立てキットか〜。
その場合、車検はどうなるのかな？（日本の場合？）
クルマのことはわからないけれど、自分で組み立てるってのは
デッカイおもちゃを作る感覚で楽しいんでしょうね。
昭和の鉄道模型みたいに、パーツで月刊とか。(^^)
tosiさん、いらっしゃい。
ケータハムも撮りましたけど、掲載するのはやはりオリジナルの方がいいですからね。
1600シングルの7と、1600DOHCのスーパー7がありましたね〜125馬力だったかな・・
昔、知人が持っていたんで載せて貰ったことがありますが、ホントに面白い車ですね。
exifさん、いらっしゃい。
日本じゃ難しいでしょうね・・一般人には。
日本には「形式認定」という制度があるので、国交省がその車の形式を認定していないと、
製造は出来ても販売と公道での走行が出来ないんです。
私有地に走行コースを持っている人とか、その車で出場できるレースにトレーラーで運んで
行って出場するなら可能です。
ロータス7やエランの場合は、メーカーだか輸入総代理店だかが形式認定を取っている
はずだから、そのキットをちゃんと組み立てて、それなりの整備工場などが窓口になって
くれれば車検は取れると思いますが・・・
車検については問題ありませんよ。「形式認定」とはあくまで量産車の登録を簡単にする為だけの制度なので、組み立てのキットカーでも保安基準を満たしていれば問題なく登録、車検を受ける事が出来ます。車検証の「形式指定」「類別区分」の欄が空白になるだけです。以前富山のミツオカ自動車からキットカーも販売（記憶が正しければスーパー７のレプリカ）されていたし、最近では岡山だか広島だかの木工会社の社長がオール木製の車を作り（車と言っても3輪のトライクですが）登録しました。販売もしているようです。
tosiさん、フォローどうもです。
へえ、そうなんだ。
昔、形式認定が出ていない車は車検が取れないというような話を聞いたんで・・・
だから「童夢」は販売できないとか・・・
意味が違ったのかな？
今なら「童夢」を入手して、個人で車検を取ることは出来るのかな？
童夢が形式認定が取れなかったのは当時の保安基準に適合していなかったからなんです。また当時は今のように規制緩和されておらず、自動車メーカーの認定が取れていない会社では自動車の生産は出来ませんでした。現在でも量産する場合は形式認定が必要です。
現在の基準ではどうかはわかりませんがおそらく同様の理由により不可能だと思われます。
童夢の社長は、自分が言いたいこと言って、嫌われているから認可されないと言ってた
ようですが、海外では売れるしレースにも出られるから構わないという事のようですね。
まあ、当時の話しですが。