既に陽は登っています。
高い山から少しずつ陽が当たってきて、架線が冷たい光を反射し始めました。
長坂 7:18 発の普通列車松本行きが姿を見せました。
手前の地面、本当はもう少し明るいんですよ。
山肌と架線の反射光を綺麗に出すには、このくらいの露出が限界です。
10分ほどすると、反対側から列車が来ました。
特急あずさと同じ車両ですが、これは新年の特別列車「快速成田山初詣やまなし号」です。
小淵沢発 7:23 で、山梨県内では特急が止まらない駅にも止まって、新宿から成田まで直行します。
ようやく列車にも陽が当たってきました。
更に8分ほどで、今度はスーパーあずさが来ました。
この前の成田山初詣やまなし号を日野春駅で追い越していくはずです。
車体全体に陽が当たるようになりましたね。
同じ列車の後部ですが、朝日の反射が綺麗でしょう。
スーパーあずさの E351系は「振り子式」なので、カーブでの傾き方が違います。
見ているだけでも速そうですよね。
この時間帯は電車の本数が多いので、短時間で何本も撮影できます。
季節的にも、今の太陽の位置がちょうどいい感じですね。
朝や夕方、あるいは夜など、写真を撮りに出かけるのも結構大変だし、撮影自体も露出の調整が面倒ですが、雰囲気の良い写真が取れる可能性も高いです。
わざわざ出かけていく価値はありますね。