芸術の森の野外彫刻 1


ここは山梨芸術の森公園。
山梨県立美術館から県立文学館の間のスペースだ。


これは「四つに別れた横たわる人体」1972〜73年/ヘンリー・ムーア。
後ろに見えるのが山梨県立文学館。


パブリック・アートとして世界各地に設置されている抽象化された人体像のひとつ。私はつい「ブヒッ」といいたくなる。(笑


「ケンタウロス」1917年/エミール=アントワーヌ・ブールデル。
ロダンやマイヨールと並ぶ近代ヨーロッパの代表的彫刻家の作品。


左から見ると、頭部がないと思われるほどの角度で首が傾いている。

これも鋳造ブロンズ像なので世界にいくつもある。
それらは全て「瀕死のケンタウロス」と表記され(国立西洋美術館にもある)要するに「瀕死の」状態のケンタウロスの像なのだ。
芸術の森にあるこの像だけがタイトルから「瀕死の」を外されている。

次回に続く。

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