バチカンでピエタに会う

06022301バチカンは世界最小の独立国であり、カトリックの総本山でもあります。
写真は、サン・ピエトロ広場の入り口から見たサン・ピエトロ大聖堂です。右手の柱が立ち並ぶ回廊の途中に入国審査並の金属探知機を備えた入館ゲートがあります。
この日は曇り空のせいか並んでいる人も7〜80人程でしたからすぐに入ることが出来ました。

今回のイタリア旅行で、私の個人的な最大の目的はピエタに会うことだったんです。
06022302ピエタです。

ピエタとは、十字架に架けられて処刑されたキリストの亡骸を抱く聖母マリアを表したもので、彫刻でも絵画でも、多くの芸術家が挑んでいるテーマです。
このピエタはミケランジェロ23才の作品です。これ程美しい大理石像は、以後の彼自身の作品も含め、世界に存在しないと思います。
ちょっと簡単には言葉が見つかりませんが、今まで生きていて良かったと思えるほどの感動でした。
06022303基本的に教会の建物は上から見ると十字架の形なんですが、サン・ピエトロ大聖堂も当然そうなっています。
その要の部分にBaldacchino(バルダッキーノ)と呼ばれる天蓋付きの教皇の祭壇があり、真上がクーポラ(ドーム型の屋根)になります。
館内は写真撮影もストロボの使用も許可されていますが、私はストロボ無しで撮影しています。
06022304大聖堂を出たところでサン・ピエトロ広場を見渡せます。
約30万人を収容できる広場の中央にはオベリスクが建っています。このオベリスクはローマ皇帝カリグラがエジプトから運んできたもので、高さ25.5mの継ぎ目無しの大理石です。

この後、本当はシスティーナ礼拝堂の壁画と天井画を見たかったのですが、この日は閉館されていました。残念ですが、何と言ってもピエタに会えたので満足です。
撮影枚数が多かったので、フォトアルバムを4っつに分けています。
この記事のアルバム「バチカンでピエタに会う」の他に「パレルモ発〜ローマの街角」「ローマ史跡巡り」を併せてごらんください。
次は「ローマのホテルとリストランテ」をアップします。

“バチカンでピエタに会う” への6件の返信

  1. 観光のスポットを回っているのだから、当たり前なのだろうけれど、
    こうやってみると、街に芸術品が普通にありますね。
    日本だったら広告で溢れているだろうに。
    ピエタは23歳の時の作品ですか。
    やはり、ものすごい天才ですね。
    本物を見たらやはり私も感動してしまうでしょう。

  2. exifさん、いらっしゃい。
    イタリアの多くの都市は、旧市街と新市街に分かれています。(パレルモもそうでした)
    日本と違って「石の文化」ですから、古いものが今でも使える状態で残っている訳で、必然的に
    新しい物を作る場所は地域外(新市街)しかないんです。
    だから旧市街は街並みが保護され過剰な広告も無いのでしょう。
    ピエタの前では本当に声を失います。
    機会があれば是非。

  3. ミケランジェロのピエタ、私もガラスごしだなんて思えないくらい、綺麗に撮れていて、感動しました。
    はるばる訪ねて行かれた甲斐がありましたね☆
    こんなにも、美しい像・・・写真からも、23歳という真摯な天才芸術家の神を感じうつしとろうとする迫力と美への渇望を思いました。
    立ち去りがたい気持ち、良く分かりました。ありがとうございます。

  4. ASさん、いらっしゃい。
    実際にガラスはあるんですけど、私はこの時ガラスの存在を全く感じませんでした。
    私の目の前だけはガラスがなかったのかも?・・そんな気がしています。

  5. くまぱぱさんのコメントを読んだだけで目頭が熱く・・・。
    こういう感動って、宗教とか超えたものなんだしょうね〜。
    私も間近で見てみたくなりました。

  6. 虹子さん、いらっしゃい。
    そうですねぇ、宗教は関係ないと思いますよ。
    ミケランジェロは強い信仰心は持っていたでしょうけれど、その作品から感動を受けるのは、
    ミケランジェロという「人間が」作ったものだからでしょう。
    このピエタには、間にガラスがあろうが何だろうが、見る者に直接響いてくるものがありますね。

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