国宝土偶


先週の「縄文土器」に続いて、今回は土偶です。
これは「縄文のビーナス」と呼ばれる土偶です。


粘土に細かい雲母片が練りこまれていて、肌が輝いているように見えます。


1986(昭和61)年、長野県茅野市の棚畑遺跡から発掘され、1995(平成7)年に国宝に指定されました。


こちらは「仮面の女神」と呼ばれている大型の中空土偶です。


土器を作るときのように、紐状の粘土を積み上げて作られたものです。


2000(平成12)年、茅野市の中ッ原遺跡から発掘され、2014(平成26)年に国宝に指定されました。

この二体の国宝土偶は、茅野市尖石縄文考古館にあります。
大変貴重で人気のある土偶なので、他の博物館などの特別展に貸し出されることもあります。
ホームページで確認してから行くと良いでしょう。