「街撮り 長坂・2」で簡単にご紹介した、通称「藤稲荷」です。
長坂商店街の裏通りにあります。
古事来歴は分かりません。
私が子供の頃からここにありました。
藤の花が見事に咲いていたのを覚えています。
古い説明書きがありますが「正一位稲荷神社」とあるだけで、名前は書かれていません。
この文章も何となく素人っぽいですよね。
地元の人にも、詳しいことは分からないのかも知れません。
これが社ですが、綺麗に手入れがされています。
石段は古そうですが、土台の石は新しいもののようです。
左右の灯篭は、新しく作り直されたものでしょう。
狐の石像は、小さい割には、なかなか恐ろしげな顔ですね。
賽銭箱に油揚げが置いてありました。
・・という事は、ちゃんと掃除などの世話をする人が居るということですね。
天神天満宮と秋葉社です。
稲荷神社は木造ですが、こちらは石の祠です。
稲荷神社本体より、こちらの祠の方が歴史は古そうですね。
これが藤の大木です。
樹齢は百数十年と言われていますが、それもはっきり分からないのではないかと思います。
かなり太く、大きく捩れた幹は見事です。
前に書いたとおり、私は子供の頃からこの稲荷神社を知っています。
ただ、中に入ったのは今回が初めてですし、写真に撮ったのも初めてです。
日常的に近くを通りかかることはあっても、立ち寄ることはなかなか出来ないものですよね。