元日の早朝、八ヶ岳高原大橋で初日の出を待っていたのですが、写真としては日の出より前の方が美しいものが撮れるんです。
例えば、日の出30分前のこの富士の姿・・
これがあるから、日の出の時刻は分かっていても早めに行くんです。
寒い橋の上で待つのはかなり辛いですけどね。（笑
今年の元日は本当に空気が澄んでいました。
山の稜線がクッキリしています。
近景から遠景へ、何段階ものグラデーションになっています。
水面は川俣川・・国道141の月の木橋の所です。
やはり富士は美しいですね。
見る場所によって、より大きく見えたり、迫力があったり・・もちろん何処から見ても美しいと思います。
でも、この均整の取れた裾野の曲線は、八ヶ岳から見るのが一番だと私は思っています。
富士山を立体として捉えた場合、どちらの方角から見るかだけでは、この稜線の三次曲線の美しさを論ずることは出来ないのです。
高さが必要なんです。
標高にして、1,000〜1,500mくらいの高さから見る角度が、この稜線の美しいカーブに合っているのではないでしょうか。
まあ、反対意見はあるでしょうけれど。（笑