C12型SL

韮崎総合運動場に保存されている。

この５号機は甲府駅構内で貨物の入れ替えに使われていた。

タンク型機関車といって、運転室の後ろに炭庫、ボイラー横に水槽を装備している。

ボイラー上の２つのドームは砂箱（左）と蒸気溜（中央）だ。
砂箱からパイプがボイラー横を下り、動輪のレール踏み面に滑り止めの砂を撒けるようになっている。
蒸気溜には高圧の蒸気が貯められ、汽笛を鳴らしたり、発電機を回すために使われる。
こんな小型のSLでも、構造的には大型のものとさして違いはない。