がぼぼびぼべっべ、ぶぼばばべぼぼべばびっべぼ。
(桜も散り始めて、暖かくなりましたね。訳/くま)
木の芽時
桜や桃などの美しい花に気を取られていると、つい見逃してしまうのが木々の新芽です。
木の芽時と言うと「ちょっとヘンな人が出てくる季節」という意味がありますが、それは人間界の勝手な言い習わし。この時期の山は命の芽吹きに満ちています。
写真は「ウワミズザクラ」です。開き始めた葉の間に小さなつぶつぶが付いていますが、もちろんこれが花になります。漢字では上溝桜と書きますが、真ん中の「溝」は「ミゾ」とは読まずに「ミズ」です。
桃源郷の春
水面に散る花
前にご紹介した牛池の桜が満開のピークを迎えました。
15日の記事の2枚目の写真と比べていただくと咲き具合がよく分かると思います。手前の水面にはたくさんの花びらが浮かんでいます。
春霞で山はぼんやりしていますが、甲斐駒ヶ岳の雪は、まだこの前の写真と同じくらい残っています。天気は良いのですが、風はちょっと冷たい感じがします。
アドビがマクロメディア買収!
なんか知らんけど、グラフィックソフトの両雄が一緒になってしまうらしいです。
いや、嘘だろうと思いましたけどね。ホントのようです。詳しくはCNET Japanで見ていただくとして、どうなっちゃうんでしょうかね?
技術的なものやら何やら統合されることで良い事もあるのでしょうが、独占というのかそういう面もありますよね。フォトレタッチ、ドローソフトの分野では完全に優位にいた(と思う)アドビがあえてマクロメディアを買収するのは、やはりFLASHでしょうねぇ。
森の中のコブシの木
裏の雑木林にあるコブシの木です。
コブシは「春が来た!その2」でも紹介しましたが、コブシの木全体の写真はまだお見せしていませんでした。今日、満開の一番いい所を撮ってきましたのでご覧ください。
幹はあまり太くありませんが高さは17〜8mあり、コブシとしては大木です。雑木林の中では、他の木に邪魔されたり日当たりの加減で曲がって育ったりする場合が多いのですが、これはかなり古い木で割と格好の良い木です。
「木を見て森を見ない」とは、大局的に物事を見られない人への揶揄を込めた言い方ですが、この時期のコブシの木は「森を忘れさせる」だけの美しさと存在感があります。
きりとり線
やっぱり春
城山の桜
以前紹介した「馬場の里」の桜も咲きました。
この写真は「馬場の里からの眺め」とほぼ同じ場所から撮っています。山々は春霞と逆光のせいで霞んでいますね。手前の桜は、まだ若いしだれ桜です。
前の記事でもご紹介しましたが、小淵沢町の馬場の里は七里岩台地の崖の上にあります。
戦国時代は甲斐と信濃の国境、釜無川(富士川)沿いの交通に目を光らせる要害の地でもあったそうで、この写真を撮った場所から更に左手に進むと「城山」(じょうやま)と呼ばれる場所があります。
城と言っても居城が造られた時代ではありませんから、山城、或いは砦と言うようなものだったのでしょう。
当然建築物は残っていませんが、土を盛って敵を防いだり身を隠したりするような地形が作られて居り、塁跡と呼ばれています。