社が三つある神社 4


「社が三つある神社 3」の続き。
東本社の真後ろ、一段高いところに三重塔の屋根が見える。


元は隣にあった神宮寺の塔だったが、廃仏毀釈運動で破壊されそうになったのを三社神社の宝物庫だとして守られたそうだ。


無塗装の均整の取れた姿の塔は、1515(永正12)年の建立とされ、佐久市の重要文化財に指定されている。


様式は和様と禅宗様が混在していて、初重と二重三重の屋根の垂木の方向の違い(初重が放射状、二重三重が並行)が特徴。


使わないときは内部の痛みを防ぐため幕が張られている舞殿。
ここは新海誠監督のアニメ映画「君の名は」で「口噛み酒」の神事が行われた場所のモデルとされている。

社が三つある神社「新海三社神社」のシリーズは今回で終了する。

“社が三つある神社 4” への2件の返信

  1. こんにちは。
    少しずつ暖かくなってしたたね。
    「ここは新海誠監督のアニメ映画「君の名は」で「口噛み酒」の神事が行われた場所のモデルとされている。」
    知りませんでした。(^_^ゞ

  2. くまごろーさん、いらっしゃい。
    こちらは明日ころから少し寒さが緩んでくる予報が出ています。
    とは言えまだ氷点下の日も・・今日の明け方の最低気温は−8度でした。(笑
    「君の名は」では諏訪湖が舞台になったことは知っている人が多いんですが、この舞殿のことは知らない人も結構いるかも知れません。

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