中央線竜王駅・1

11022801小淵沢から甲府へ向かって7つ目、甲府駅の一つ手前の駅です。
2008年に供用開始された新駅舎は、建築家安藤忠雄の設計で話題となりました。
中央線で、こういう雰囲気の駅は珍しいですね。



写真は「昇仙峡ゲート」と呼ばれる北口のロータリーの外から見た竜王駅です。
ガラス張りの南北自由通路の向こうに南アルプスが良く見えます。
11022802ロータリーには中央部が丸く空いた屋根があり、シンボルツリーのクスノキが立っています。
現在の駅舎が出来る前は南口にしか駅舎がありませんでした。
北口側からは200mも離れた所のガードをくぐらないと列車に乗れなかったのです。
11022803周辺の宅地化や乗降客数を考えれば、もっと早く通路が出来ていて良かったはずですが・・
竜王駅は貨物用の線路があるので、南北をつなぐのは大変だったのでしょう。
それで、最近まで不便な状態だったのだと思います。
11022804反対側「富士山ゲート」と呼ばれる南口のロータリーです。
こちらは旧駅舎の時代から正面だったせいか、周辺に建物が多いです。
平日の午前中ですから、あまり人は歩いていません。
11022805ロータリーの広さはだいたい同じくらいでしょう。
こちらのシンボルツリーはケヤキです。
かなり大きな木で、良い雰囲気を作っています。
11022806自由通路も含めてガラス張りの階段です。
全体としてはかなりクールな雰囲気ですね。
それを情緒が無いと見る意見もあるようですが。
11022807どちらにしても、機能面で橋上駅舎にする必要があったのですから、それなら普通のビルのような形にするより、こういうデザインにするのは悪く無いと思いますよ、私は。
南口、北口とも、自動運転のエスカレーターが設置されています。
この駅は建築デザインがポイントなので、写真をたくさん撮りました。
今回は外観だけなので、内部の様子はまた改めて掲載します。

“中央線竜王駅・1” への2件の返信

  1. 田舎とは思えない(失礼)近代的な雰囲気の駅ですな〜。
    情緒のある駅舎もいいけれど、こう言うのも悪くはないですね。
    ただ、都会にいるとこの手のものは見慣れているので、
    旅情をかき立ててくれる方が好きだけれど。

  2. flipperさん、いらっしゃい。
    今や「田舎」というのは褒め言葉ですから、気にしないでください。(笑
    竜王は観光地ではないし、甲府のベッドタウンでもありますから、この駅舎はとても
    条件に合っていて良いと思います。

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