小海線沿線の明治の史跡・3

11030601「小海線沿線の明治の史跡・2」の続きです。
龍岡城から臼田駅まで歩きました。
ここで上りの小海線に乗り、馬流駅を目指します。



臼田駅周辺は結構市街化されています。
とは言え、今は中心が国道141号沿いに移ってしまい、何となく寂しいです。
11030602臼田から馬流までは約20分です。
駅から5分ほど歩くと諏訪神社の石鳥居が見えます。
右手の脇道を行ったところに「秩父事件戦死者の墓」があります。
11030603墓石に「秩父暴徒戦死者之墓」とありますが、現在では「秩父事件戦死者の墓」と呼ぶのが普通です。
秩父事件とは、1884(明治17)年10月31日から11月9日にかけて、埼玉県秩父郡の農民が起こした武装蜂起事件ですが、その辺の詳しい話は「エコソムリエ講座」に譲りたいと思います。
11030604諏訪神社の社殿です。
秩父事件戦死者の墓から、参観者御休息所と書かれた東屋の脇を通って諏訪神社に出られます。
元々、戦死者の遺骸を神社の境内に埋葬したからです。
11030605社殿の前から石段を見下ろすと、結構傾斜が急なことが分かりますね。
この日は雪で、足元が危なかったです。
11030606馬流駅の近くへ戻り「困民党本陣跡」へ行きました。
現在も子孫の方が住んでいる建物なので、内部は見学できません。
桧皮葺の門前に小海町教育委員会偏さんの資料が置かれています。
11030607失礼して、門のところから建物を撮らせていただきました。
当時のままではないと思いますが、かなり古く、立派な作りの建物です。
この後、馬流駅で上り列車を待ち、小淵沢へ戻りました。
今回の下見はこれにて終了です。

八ヶ岳エコソムリエ講座について→「八ヶ岳エコツーリズム協会・エコソムリエを育てるために
チラシのPDFファイル→「チラシ・表(PDF 311KB)」「チラシ・裏(PDF 209KB)
ぜひ受講されることをおすすめします。