信州の地域情報誌「KURA」はご存知でしょう。
これは、昨2010年の12月号です。
書店で見つけたのは今年に入ってからですが、このタイトルに惹かれて買いました。
ローカルデザインという考え方は、ずいぶん前からあります。
江戸川大学の鈴木輝隆教授の「ローカルデザイン研究会」が知られています。
この特集でも、鈴木教授の著書からローカルデザインの定義を引用しています。
もちろん「KURA」ですから「信州発」という点がメインです。
「松本」「小布施」「軽井沢」「木曽福島」それぞれの街を、それぞれの街の住人が紹介しています。
こうして説明されると、その街の良さが何から来るのかがよく分かります。
ローカルデザインは、単に物の形のデザインではないのですが、もちろん物のデザインも含まれます。
「パッケージ」「土産品」「手作りもの」などが色々紹介されています。
こうして並べて見ると、なるほどなぁと思うんですよね。
地域の町並みや物を見るとき、ローカルデザインの視点で考えるのはいいですね。
何か発見できるかも知れない・・そんな気がしてきました。
なかなか良さそうな雑誌ですね。
グローバルデザインも良いけれど、
このような地域に根ざしたデザインも良いですね。
flipperさん、いらっしゃい。
長野の出版社が出している雑誌ですが、こちらでは結構人気があります。
地方に住む私たちにとって、やはり地域の良さを活かすデザイン・・逆に言えば地域を良くする
デザインを考えることが必要だと思います。