黒ってのは、なかなか厄介な色です。
この写真を見ればお分かりでしょう。
結構、周囲の色の影響を受け易いものなんです。
実際この写真・・黒として写っている部分は少ないです。
もちろん色補正や加工はしていませんよ。
それでも黒として認識されるのは、これがSLだと分かっているからかも知れません。
日本では、SLは黒く塗装されているものですからね。
ヨーロッパなどでは、緑や青に塗装されたSLも一般的です。
そういう国の人でも、上の写真のSLは黒に見えるのでしょうか？
まあ、これは黒い機関車で、それが周囲の色を反射して青や緑の色が見えるのだと、口では言わなくても分かっているのが普通だとは思いますけどね。
写真は清里駅前に保存されている「C56 149」です。