写真は、えほん村で見つけた絵本です。
日本では、トミー・アンゲラーともトミー・ウンゲラーとも呼ばれています。
私は昔から馴染んだウンゲラーと呼んでいます。
1931年、フランス、アルザス地方出身のアーティスト。
画家でありデザイナー、イラストレーター、絵本作家でもあります。
第二次大戦のドイツによる占領時代を経験し、ラップランド、ヨーロッパを放浪しました。
1956年、絵の具箱と絵を持ち、僅かな金をポケットにニューヨークへ。
たどり着いたニューヨークの出版社で作品を見せ、その場で採用されてデビューしました。
ブラックでシニカル、大人向けの作品にはエログロもたっぷり盛り込んだ彼の作風は一世を風靡しました。
私は1970年代にデザインの勉強中だった頃、アメリカのイラストレーター年鑑で彼の作品に出会いました。
えほん村で彼の絵本に出会えるとは思っていませんでしたね。
いや、そういえば、えほん村の松村太三郎さんの昔の作品は、どこか通じる部分があります。