中央線すずらんの里駅・1

11071201JR中央本線の下り列車で、一番標高が高い「富士見駅」の次がこの駅です。
1985(昭和60)年開業で、中央線としては新しい駅です。
築堤上に相対式2面2線のホームがあります。



上下線の連絡通路はないので、反対側のホームへ行くには、ホーム下の公道を利用します。
無人駅で、自動券売機は設置されていません。
11071202駅舎はなく、ホームへの階段があるのみですが、階段には屋根が付いています。
一段はやや低めになっていますが、かなりの距離があります。
お年寄りにはちょっと辛いですね。
11071203上下線とも配置はほとんど同じで、階段を登ったところに乗車駅証明書発行機があります。
短い屋根の下にベンチがあり、更に向こう側に待合室があります。
写真は下りホームの下り側から撮りました。
11071204近くにあるセイコーエプソン株式会社が設置を希望し、設置費(約2億円)を負担したそうです。
開業当時の国鉄では「すずらんの里」というのは、かなり特異な駅名でした。
11071205上りホーム側には、かなり広い駐車場が整備されています。
駐車場の駅に近い端にはトイレがあります。
ちょっとした植え込みと公衆電話も設置されていて「待合所」の表示が出ています。
駅の規模は小さいですが、駐車場の広さは特筆に値します。
結構見晴らしの良い場所なので、天気が良ければホームで列車を待つのも楽しいでしょう。

小海線」は昨年の春までに全駅の取材撮影と記事の掲載を終わったので、今度は中央線という訳です。
中央線」も、甲府駅から富士見駅までは既に済んでいるので、今回からは少しずつ足を伸ばしてみるつもりです。

“中央線すずらんの里駅・1” への4件の返信

  1. こんばんは。
    こんな真夜中でも蒸し暑いです・・・。(-_-;A)
    「すずらんの里」駅は名前は聞いたことはありましたが、
    いったいどこにあるの???でした。
    すずらん里・・・。と言われてもピンとこないし・・。<(^^ 「セイコーエプソン株式会社が設置を希望」なんて話も知りませんでした。 山深かそうですが、景色は結構良さそうなところにありますね。

  2. くまごろーさん、いらっしゃい。
    国道20号からよく見えるんですよ。
    駅からの眺めも良いです。
    「すずらんの里」という名前になったのは、近くに登山口がある入笠山(にゅうがさやま)が
    すずらんの名所だからだと聞きました。

  3. 木々の緑と空の青さがスキッとしていて
    初夏の気持ちよさがありますね。
    「すずらんの里」とか知らないなんて思ったけれど、
    考えて見れば特急とかしか乗らないから
    各駅の駅名はぜんぜん知らなかった。
    それで中央線もやるんですか。
    あっ、でも山梨県とか近県だけかな。
    まさか東京駅から名古屋とかじゃないですよね?

  4. flipperさん、いらっしゃい。
    おっしゃるとおり、緑と空の青さがとてもいい感じでした。
    この駅は夏が似合いますね。
    1985年開業だから、私がペンションを始めたときには、まだ無かったんです。
    中央線については、取り敢えず近いところから順に行くつもりです。
    まあ、どこまで出来るか分かりませんが、上り方向は高尾あたりまで、下りは東線の終点松本までですね。
    西線の塩尻ー名古屋は時間がかかるなぁ・・長野県内の木曽辺りまでは行きたいですけれど、それより先に
    富士急行線とか、篠ノ井線、飯田線、飯山線、長野電鉄にも行きたいし・・ああ、キリがない。(笑

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