この写真は「鶴丸」と言って家紋のひとつです。
土蔵の妻面の棟下にあるのですが、家紋を付けている土蔵が一番多いです。
何も描かれていない丸いプレートのままの蔵も結構多いです。
家紋も、墨で平面的に描かれただけの蔵が多くて、写真のように彫りが深いのは少ないです。
名字や屋号などの文字を書いてある蔵もあります。
これは「水」です。
文字の部分が立体的に盛り上げてあります。
デザイン的に水が流れている感じが出ていますね。
「龍」などと共に、火事避けの意味で、割と多く書かれている文字です。
今まで記事にしたものをリンクしておきます。
「土蔵に鏝絵を発見」→「因幡の白兎」
「古民家の集落」→「明」の文字
「鷹の鏝絵を見つけました」→「岩山の木に止まる鷹」
「この鏝絵・・分かりますか?」→「小伊希の文字と筆を持つ布袋尊」
「浦島太郎の鏝絵」→「浦島太郎の物語」
家紋や文字の場合、あまりにも数が多いので、ちょっと変わったものだけに限定していますが、本来の「鏝絵」は結構珍しいので、どんなものでも見てみたいです。
北杜市とその周辺に限りますが、ご存知の方は是非お知らせください。