中央線上諏訪駅・1

11080901下り列車では「茅野駅」の次の駅です。
諏訪湖の湖岸に一番近い駅です。
正に諏訪湖観光の玄関口と言って良いでしょう。



単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線、合計2面3線の地上駅です。
1905(明治38)年、国鉄中央本線 富士見ー岡谷間開通と同時に開業しています。
11080902以前は上諏訪機関区があったため構内は広いです。
写真は島式ホームの下諏訪側から撮りました。
ホームを結ぶ跨線橋は、下り側と上り側の2箇所にあります。
110809031番線を発車していく上り特急スーパーあずさです。
上諏訪駅は、この線路を通るすべての列車が停車する駅で、通過列車はありません。
茅野駅の記事に書きましたが、茅野ー上諏訪間にある普門寺信号場からこちら側は単線区間です。
110809043番線の西側には3本の側線があります。
当駅発着の中央線普通列車、飯田線から乗り入れの普通や快速列車などの留置線になっています。
右側の白い車両は、飯田線の119系電車です。(JR東海所属)
110809051番線ホームには「足湯」があります。
上諏訪温泉から引き湯したもので「一駅一名物」として、かつては露天岩風呂でした。
駅で入浴する利用者は多くなかったそうで、2002年に利用しやすい足湯に改装されました。
私は、以前の露天岩風呂だったときに入浴したことがあります。
11080906改札口を外側から撮った写真です。
改札を入ったところが一番線です。
この明暗の感じが、何となくノスタルジックな雰囲気を醸し出していますね。
11080907こちらが東口で、諏訪湖とは反対側になります。
駅舎は1950(昭和25)年の建築で、改修しながら現在まで使われています。
左の道路は国道20号線です。
西口に改札はないため、西口に行く場合も一旦東口へ出て東西自由通路を利用します。
駅前は、割と昔ながらの雰囲気がありますが、電線の地中化や歩道の拡幅などがされているようです。
観光地であり、温泉地だからでしょうか、比較的いつでも人が居る駅です。

次回は西口側をご紹介しましょう。