信州の酒文化

11090201くまぶろではお馴染みの「KURA」です。
9月号の特集が「信州の酒文化」です。
サブタイトルは「ワインと日本酒のある暮らし」となっています。



いつもどおり、センスの良い造りです。
今月号は情報量も半端じゃありません。
11090202「信州の酒文化」としながら「酒文化は信州」と、それを表すような特集です。
この扉の一文は是非読んでほしいですね。
11090203ワイナリーに関しても、これだけのページを使っています。
美しい写真と上手い編集が、ワイナリーの魅力をアピールしています。
しかし「信州」というのは、今更ながら凄い強力なブランドですね。
しかも、マイナス面のイメージが無いんですよ。

例えば山梨はワインでは日本最大の産地ですが「甲州」というのは「産地名ではなく品種名」ということに決められているので「山梨産ワイン」としか言えない・・これはネックですよ。
まあ「甲州商人」とか「甲州選挙」なんてマイナスイメージもあるので「山梨」と言う方がいいのかも知れないですが、それじゃ「信州」で売り出す長野県にはイメージで対抗できないでしょう。

何しろ、そういうマイナスイメージが「信州」に関しては湧いてこない・・それが「信州」というブランドの最大の強みでしょう。
それを覆すには、良いものを作る努力を続けていくしか無いわけですが、それは信州でも同じなので、イメージで弱い部分はなかなか挽回できないわけです。
なんとかしなくちゃいけないことですよね。