写真に表現を加える

11090601元々写真は好きだったので、かなり撮る方ではありました。
ここ数年は、年間4,000~6,000カットほど撮ってます。
デジカメでなければ考えられない数字です。



当然ですが、全部が写真としてお見せ出来るものではありません。
面白くも何とも無いカットもたくさんあります。
それはそれで、画像加工の実験をしてみることも出来るし、役に立つ場合もあります。
最近は、わざと意味のなさそうな写真を・・もちろん画像加工の素材としてですが・・撮ることもありますよ。
例えば、上の画像の「原版はこちら」ですが、意味もないし綺麗でもない、つまらない写真です。

11090602左の写真も「原版」は、面白くもなんともありません。
昔なら絶対に撮らなかったですよ・・こんな写真は。(笑
銀塩写真も暗室での加工はある程度出来ましたが、デジタルで一気に手軽になりました。
とは言え、それなりの難しさもあるし工夫も必要ですけどね。
上の画像は、斜めのタッチを加えてありますが、タッチの長さや明暗の比率、彩度などの調整には気を使います。
宣伝文句のように「ボタンひとつで・・」なんて訳にはいきません。
いや、偶然ボタンひとつでできてしまうこともありますが。(笑

下の画像は、同じ斜めのタッチを加えた後に「ソラリゼーション」という銀塩写真の暗室テクニックの一つを再現したフィルターを重ね、不思議な色合いを出しています。

この画像そのものを何かに使うという訳じゃありませんが、こういうテクニックも使ってみた経験がないと、いざというときに出てきてくれませんからね。
もちろん「頭の引き出しから」という意味です。

“写真に表現を加える” への2件の返信

  1. 頭の中の引き出し、懐かしい言葉ですね。
    まだ、DTPが始まった頃、良く使った言葉ですよ。
    今でこそ変なエラー出なくなりましたがね。
    引き出しがないと、表現の幅にせよ、
    仕事上のエラー回避にせよ、
    出来ないこと多いですからね。

  2. さんちゃん、いらっしゃい。
    そう、昔は先輩によく言われたんですよね。
    そして、知ってるだけじゃ出来るとは言わないなんて事も。

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