中央線信濃川島駅

13010801岡谷駅から辰野支線で3つめの駅です。と言っても・・
岡谷からの直通列車は無く、辰野駅で乗り換えなければなりません。
名前のように、川の上にホームがあるような駅です。

1955(昭和30)年開業の中央線としては比較的新しい駅です。

13010802無人駅で、1日の乗車人数は8人ほど。
駅舎も何となくガランとしています。
そして、このドアの向こうに驚くことが・・

13010803駅舎のあるこちら側にホームがないんです。
このような階段を降りて、地下道で向こう側へ行きます。

13010804向こう側はこんな広場・・田んぼの畦が広くなっているような感じです。
こちら側に国道からの出入り口がありますが、道は狭く、軽自動車でなければ入れないでしょう。
国道が近いので秘境感はありませんが、近くに商店や住宅はありません。

13010805上の写真の階段を上がるとホームに出ます。
1面一線の単式ホームで、中央線全線で唯一のすれ違いのできない駅です。
ホームは割と長いですが、小さな待合室があるだけで屋根はありません。

13010806階段を上がった位置から駅舎の方を見ました。
実を言えば、昔は線路が分かれていて、向こう側にもホームがあったんです。
駅舎が無い方のホームを残したのが面白いですね。

13010807駅名票です。
辰野支線は岡谷ー川岸ー辰野ー信濃川島ー小野ー塩尻の区間ですが、岡谷ー辰野間はすべての列車が飯田線直通で中央線としての列車はありませんから、辰野駅を境に状況が変わります。

辰野ー信濃川島ー小野ー塩尻の区間は、1日に12往復の区間列車が走るだけの超ローカル線となっています。
1日に12往復と言えば、小海線の小淵沢ー小海間と変わらない・・いや、観光シーズンなら小海線は数往復増えますし、中込ー小諸間なら常時この倍くらいの本数が走っています。

次は小野駅に向かいます。