六所神社

12010501私の住む小荒間地区の氏神様です。
この鳥居は「宗忠鳥居」という珍しいものだそうです。(手前に石の鳥居もあります)
創建は1202(建仁2)年という事です。



武田晴信(信玄)が父信虎を追放して武田家の家督を継いだ1540(天文10)年の翌年、信濃勢の夜襲を受けて焼失したが、半年後に再建されたということです。
12010502神門です。
数年前に建てなおされ、まだ新しいです。
国之常立命、国之狭槌命、伊弉諾命、伊冊弉命、大日霊貴命、鵜茅韋不合命の六柱を祀り、六所神社と言います。
12010503明治になってから八ヶ嶽権現を合祀し、現在は七柱の祭神が鎮座しているとのことです。
写真は拝殿です。
正月3日なので、門松が飾られ、きれいに清掃されていました。
12010504これは銅製の鰐口(わにぐち)です。
1723(享保8)年のものだそうです。
扁額の赤い色が何となく神秘的ですね。
12010505拝殿の横から奥へ杜が続いています。
末社または摂社と言うのでしょうか、石の祠が並んでいます。
正月ですから注連縄も新しいです。
12010506参道の脇にも石の祠が並びます。
相当古そうなものですが、謂れなどは分かりません。
ここにも新しい注連縄が張られていました。
この神社は、我が家から北微西(壬・みずのえ)の方角にあり、今年の恵方です。
地元の氏神様とは言っても、今まであまり機会がなかったのですが、妻と二人でお参りしてきました。
元日と2日は参拝者もそれなりには居たのかも知れませんが、私達が行ったときは誰にも出会いませんでした。
静かで、いかにも神域の雰囲気が漂う神社です。

この神社には、神様かは分かりませんが、この世のものではない何かが確かに存在しているという専らの評判です。