されどカレーパン

040912カレーパンってのは奥が深いですよ。
メロンパンねじりパンと共に私の好きなパンですが、他の二つと違うのは「具が入っている」という点。つまりカレーの旨い不味いがある訳です。しかし、カレーの出来不出来だけでカレーパンの善し悪しが決まる訳ではありません。
その辺、色々と蘊蓄や自己主張のある方が多いと思うので、とりあえずカレーパンについての情報が満載のサイトを紹介しておきます。
かれーぱんの図鑑 120種類以上のカレーパンの試食してます(すごい!)

写真のカレーパンは、中央道長坂I.C. 前にあるショッピングセンター内のパン屋で売られている「高級カレーパン」(150円)です。このくらいのクラスになるとカレーもそれなりに良い物が入っています。色は濃褐色、辛さも程々でスパイスも効いています。具は煮詰められて小さめになっていますが、完全に煮溶けてはいないという絶妙な所です。揚げ油も上品な感じで噛んだ時に少ししみ出す油と中のカレーの香り、味のバランスも良いです。
じゃあ、高級なら良いのかと言うと、そうでもないのがカレーパンの奥の深さです。

私が子供の頃(昭和30年代)揚げたてのカレーパンを売っている店がありました。中身はジャガイモがゴロゴロ入った真っ黄色のカレーで肉なんか捜しても見つからないのです。そして何と揚げ油はラードです。話だけだと何か胸焼けしそうですが。
揚げたてを新聞紙の上に出して油を切り、ちょっとさめた所で新聞紙で下半分を包んで持てるようにしてくれます。それをその場で食べるんです。
そうです。分かる人には分かったでしょう。その頃、肉屋で売っていたコロッケと同じです。
時にはパン生地が破れてカレーがはみ出たりしたのもありましたが、それはそれで、決して上品ではなかったけれど旨かった。私の記憶の中のカレーパンです。

カレーパンは分類としては「菓子パン」に入ります。
「カレーが菓子?!」という方も居るでしょう。でも「食事用パン」というのは、バターロール等のテーブルロール類、各種の食パン類、大小のフランスパン類などのように、食事の際に他の料理と共に食べられるものを言います。また「調理パン」というのは、焼き上がったパンに色々な料理を挟んだり載せたりした物で、それそのものが食事になるパンの事です。広義では「サンドウィッチ」もそれに含まれます。
もちろんカレーパンを食事にしても良いのですが、それならばメロンパンでも何でも食事になってしまいますからね。あくまでも分類上の話ですが。

お薦めのカレーパンや思い出話などがありましたら、コメントでもトラックバックでも、是非お願いしたいと思います。

“されどカレーパン” への1件の返信

  1. カレーパン♪

    イベントの差し入れにと、パンをたくさん頂きました!! その中でも、一際光を放つ「カレーパン」。 もちもちしていて、食感がたまらないし、カレーがビッシリ詰まってる。 お・い・し・い#63903; ガラムマサラ女優は感激しました#63898;#63898; ありがとうご…..

コメントは受け付けていません。