小淵沢駅100周年記念駅弁

040915鉄道の旅の楽しみは駅弁という方は今でも多いと思います。
明治37年(1904年)12月に開業した中央線小淵沢駅は今年100周年を迎え、駅弁でお馴染みの株式会社丸政から「小淵沢駅開業百周年記念弁当」として「鳥釜めし」が12月までの期間限定で発売されています。

内容は、だしが効いた茶飯の上に鶏肉、野沢菜の炒め物、わらびの煮物、栗、椎茸、竹の子の煮物、山ゴボウが載せられています。椎茸の黒い傘に金箔の「祝」の文字が鮮やかです。金箔などと言うと奇をてらったように感じるかも知れませんが、そんな事はなく如何にも山里の駅弁にふさわしく素朴で親しみの持てる味でした。一般に駅弁の鶏肉はフニャフニャした物が多いですが、この弁当の鶏はしっかりした肉質で味も良いです。焼き物のお釜に入って値段は1,000円(消費税込み)です。

駅弁というのは、味はもちろんですが容器や包装も楽しみの一つですよね。「駅弁資料館」というサイトを紹介しておきます。
さて、100周年記念弁当には、二つ折りの包装紙(掛紙)が掛けられており、表はこんなデザインで、百周年のお祝いの感じが出ています。また、裏側には小淵沢駅の歴代駅長の名前が書かれており、二つ折りの内側には開業当日の新聞記事の一部などが印刷されているなど、結構楽しめる内容です。期間限定なので是非この秋にどうぞ。

同じ中央線の日野春駅、富士見駅も一緒に100周年を迎えますが、丸政ではこの後、二つの駅の記念弁当も限定で売り出すという事です。全国の駅弁ファンの皆さん、お楽しみに。  丸政のホームページ

“小淵沢駅100周年記念駅弁” への2件の返信

  1. 上の駅弁の写真ですが、クリックすると拡大画像で中身が見られます。
    私は時々こういう事をしますから、ちゃんと拡大してみてくださいね。 (^_^ );

  2. 釜飯ということで食べてみたい。
    限定品というのにも弱いなあ。
    ところで丸政のホームページがあるのですね。
    知らなかった!!

コメントは受け付けていません。