リゾナーレというリゾートホテルです。
世界的な建築家でありデザイナーであるマリオ・ベリーニの作品で、中世ヨーロッパの城郭都市をイメージしてデザインされています。
非日常を楽しむ事がリゾートの大きな目的の一つであるならば、八ヶ岳の地に時空を超えた一つの非日常的都市を出現させてしまったベリーニの発想は最も有効な手段だったと言えるでしょう。
写真のように北岳に向かって(反対側は八ヶ岳です)伸びるメインロードを屋上に持つホテル棟と、正に城郭都市の中を歩くような回廊と呼ばれる道が斜めに交差した独特のデザインは八ヶ岳の自然の中にあっても調和とセンスの良さを見せています。
参考サイト
・ホテルの公式サイト「リゾナーレ」
・建築家の紹介「マリオ・ベリーニ」
・横浜にあるベリーニの作品「ベリーニの丘」
こちらが回廊。如何にも城郭都市らしい通りです。
レジデンスルームと呼ばれる別棟式の宿泊棟が両側に連なり、元々は企業向けの契約宿泊施設の予定だったそうです。でも殆ど利用は無く、ちょっと寂しい通りではありますね。図らずもバブル崩壊と相前後するタイミングでのオープンだったのがこのホテルの経営者にとっては不幸だったかも知れません。
昨年、経営がイトーヨーカドーの系列会社から軽井沢の星野リゾートに変わりました。
新しい経営者の方針で、回廊に人の流れが出来るようにショップを両側に配置しようという事でテナント募集があり、既に十数店がオープンしています。「アートカレンダー」の記事で私が買い物に行ったのも、それらの店の一つです。
流石に今の時期は写真を見てもひっそりしていますが、ハイシーズンにはかなりの賑わいを見せてくれます。また、近くにこういったハイセンスな空間がある事は嬉しい事だと思っています。
ゆったりしていて良いですね。
ってちょっと淋しいか。
雑誌の撮影とかに使えそう。
12月の平日、しかも日中ですからこんな物です。
ホテルなので夕方以後にはもう少し人が居るようですが。
結構美味しいレストランもあるんですよ。
綺麗なストリートですね。屋上のメインロードに
Cムーンを浮べて 絵を描きたくなりました。
・・・上手く描けるといいですが。
ASさん、いらっしゃい。初めまして、、ですね。
絵をやっていらっしゃるのですか。
Cムーン、いいですねぇ、、感覚的に解ります。
ここはなかなか特殊な空間なので、リアルに書いてもシュールに
なるような気がします。
逆に意外な組み合わせをしても違和感が無かったり。
難しそうですが、面白いかも知れません。
是非チャレンジしてみてください。
リゾナーレ小淵沢
マリオ・ベリーニの家具が好きだった。革張りのチェアは座り心地がよく、見た目も洗練されていてかっこよい。そんなベリーニが日本に建てたホテルがあると聞いたのは、2年ほど前。小