いぢめる？

野生のホンドリスの珍しい正面顔です。「ぼのぼの」に出てくるシマリスくんを連想しませんか？
人なつこいエゾリスなどに比べて、ホンドリスの正面顔はなかなか撮影できません。動きが素早く、一箇所に数秒以上止まっていないのでファインダーで追うのが難しいのです。顔を見ていると何となくとぼけていて、とてもそんなに素早いようには見えないですけどね。

実はこの写真、しばらく前に撮影してあったのですが、暗いので画質が悪く掲載をためらっていました。今日「アンラッキーもラッキー：ALL LUCKY」にリスの話題があったので、お付き合いアップです。

この辺に棲息しているのはホンドリス（ニホンリス）です。繁殖期に腹部がオレンジ色になるのが特徴で、北海道にいるエゾリスやエゾシマリス、鎌倉などで人間に飼われていたものが野生化しているタイワンリスとは違います。
エゾリスやエゾシマリス、タイワンリスなどが比較的人を恐れずにエサをねだったりするのに対して、ホンドリスは一定の距離以上は人に近付きません。（餌付けされたものを除く）　人間がカメラを構えると木の裏側などへ回ってしまう事も多いです。
それぞれの種類の説明をしている参考サイト
・ホンドリストップページ in みんなで作る動物大百科
・札幌でエゾリスを撮ろう！
・動物記エゾシマリス
・タイワンリス
タイワンリスについては、このような観察会も催されて親しまれている一方「木を剥くタイワンリス」「藤沢市ホームページ｜タイワンリスによる被害 」などのように、本来日本に存在してはいけない帰化動物という意味でも問題になっています。