アートレジスタンス展

05013102昨日(1/30)まで山梨県立美術館でやっていた展示です。
アートで反戦を訴え、戦争のない世界を作っていこうとする、ひとつの平和運動として企画された展覧会です。
前に「「ん!」と、うなる広告のデザイン」でも書きましたが、私はデモ行進とかシュプレヒコールとかは嫌いです。暴力的で汚いですから。
この会場では、主催者の意図で「アートに戦争を止める力はない」という張り紙がしてあり、それに来館者が自分の意見を書いて貼り付けられるようになっていました。
色々な事を書いている人が居ましたが、わたしはこう書きました。


そう、確かにアートには戦争を止める力は無いと思う。でも多くの人に、特に子どもたちに美しいものを見せ続ける事で、この世で一番美しくないもの「戦争」を嫌う心を育てていく事はできるかも知れない。そしていつか戦争のない世界が出来るかも知れない。時間はかかるだろうけれど。

たまにっ記で私の妻が書いているように「だれもが飢えることなく家族と共に食事が出来る」なら、戦争を起こす人は居なくなるでしょうか? それを信じたいですね。でも、それはすごく簡単だけど非常に難しい事だと思えてしまいます。

05013103この写真は県立美術館と向かい合うように建っている山梨県立文学館です。
アートレジスタンス展の協賛イベントとして29日にここで「愛を詩う〜ちいさな愛からおおきな平和へ」というイベントがありました。それを主宰したえほん村の松村さんの手伝いで私もスタッフとして行っていましたから、時間があればアートレジスタンス展の方も見たかったのです。でもそれどころじゃなく忙しかったので、最終日の昨日改めて見に行って来たという訳です。
「愛を詩う」の方はフォトアルバムがあるので、是非ご覧ください。