スパムメール対策・その2

スパムメールに悩む方は多いと思いますが、対策が難しそうで分からないという方へ。パピコさんのブログ「月の涙」で分かりやすいサイトが紹介されていました。
ほぼ日刊イトイ新聞」と言えば糸井重里さんのサイトという事でご存じの方が多いでしょう。そこで「インターネットのワナ」という新しいコーナーが始まったようです。先ずはパピコさんのブログを読んでからどうぞ。ビギナーの方には特にお薦めします。
※さてこちらでは、昨年11月の「スパムメール対策」の続きです。

前回書いた「10MB程のテキストファイル(配信解除という単語をコピペしまくって2,000行くらいで大体10MB)を作っておいて、それを返信メールの本文に貼り付けて(添付書類ではなく)送信」という報復手段もそれなりに効果はあったのですが、流石に報復のために送信時間をかけるのもばかばかしくなりまして(笑)結局使わなくなった古いアドレスは廃止しました。
新しいアドレスはウェブ公開していないので今の所スパムは来ません。
私の場合は常時5つくらいのアドレスを使っていて、通販などに使用するアドレスもありますから完全にスパムを0にすることはできません。それでも1日30〜60通あったものが、5通以下(少ない日は0)に減りました。
結局、個人でできるスパム防御方法としては「ホームページや掲示板にアドレスを掲載しない事」と「スパムが多くなったアドレスは変更する事」この2点が一番効果がありますね。

さて、ここからは個人ではなくインターネットプロバイダーが自社のアクセスポイントからスパムを送信させないようにする対策の話題です。一般の方はあまり関係ないと思いますので無理に読まなくて結構です。
大手プロバイダーの一つ「WAKWAK」が、3月1日から導入する「Outbound Port25 Blocking」といわれるメール送信制限です。詳しくは同社の「セキュリティ対策及び迷惑メール対策の更なる強化について〜「Outbound Port25 Blocking」を開始!〜」をご覧ください。

簡単に言うと、スパムを大量に送信する業者は送信アドレスを詐称していたり、送信元が特定出来ないような細工をしている訳ですが、上記の対策で「そのプロバイダーと契約している正規アドレスを送信元としたメール」以外は送信出来なくなる訳です。正規アドレスでスパムを送信したらプロバイダーで送信元が分かりますから、契約解除などの手段が講じられますし、犯罪に関われば警察に情報が提供される事になるでしょう。
この方法は他のほとんどのプロバイダーも早々に採用するものと思われます。

これの問題点は、例えば私もそうですが、独自ドメインを取得している人が「独自ドメインのメール」を送信出来なくなる事です。まあ、それについては各ホスティング会社で既に対応をしていますので、それによってメールソフトの設定変更をすれば良いのですが。
そして同時にホスティング会社の方でも独自ドメインメールを「自社との契約がある正規のアドレス」かをメール送信の都度認証させる事になりますので、スパム業者の方はここでも足が付く事になり「スパムを送信出来なくなる」という事です。
でもまあ、敵も然る者引っ掻く者。別の抜け道を考えてくるでしょうけれど。この対策で少しでもスパムが減れば良いですね。

“スパムメール対策・その2” への3件の返信

  1. ホームページのアドレスを以前教えてもらったエンティティ化にしてから一通もスパムメールが来なくなりました。
    いつまで有効なのかわかりませんが今の所効いています。
    ありがとうございました。

コメントは受け付けていません。