私の父のカメラです。
中学生の時、父からこのカメラを譲り受けて鉄道写真を撮り始めたのが私の写真との出会いです。
夏休みなどには中央線の列車に乗って小海線のC56型蒸気機関車の写真を取りにも来ていました。お金もなかったので白黒写真ばかりですが、その頃の経験がずいぶん後になって役に立ったと思います。
このカメラは「リコー35デラックス」といいます。リコーは今でもウェブ上に「リコーカメラ全機種リスト」を公開しているので、すぐに昔のデータを見つけられました。
さて、これな〜んだ？の答えです。
カメラの「セルフタイマー」です。exifさんの回答が全くその通りという模範解答でした。
写真のようにシャッター部分にねじ込んで取り付けます。赤い丸の付いた針を手でぐるりと回して、最大15秒まで設定出来ます。いちばん上の小さなボタンを押すとスタートし、針が矢印のように廻って真下を向いた時にシャッターが切れます。途中で止める事もできるんですよ。
正解者はexifさんとパピコさんの二人です。出題のこれな〜んだ？の所にコメントしましたので、そちらをご覧ください。
一眼レフが市場に出る前はこのような形のカメラが主流でした。有名なドイツの「ライカカメラ」がその代表です。リコー35は残念な事にレンズ交換式ではないのですが、、。
そういえば当時の国産カメラの最高峰「ニコンSP」の復刻版が間もなく発売されます。（予約受付は既に終了）情報はこちら→「Nikon Imaging | SP」
何かこういった小物は良いですね。
これは今でも動くのですか？
使う事が楽しくなるような物って良いですよね。
今のデジカメは（一眼タイプも）親から子へと伝える程の価値がないので
残念ですよね。
そう言った価値のあるデジタル製品が出てくると良いのですが。
exifさん、いらっしゃい。
実は残念ながら使えないんです。
3年くらい前からシャッターが切れなくなってしまいました。
多分治せるんじゃないかと思うんですが、ばらして元に戻らなくなったら嫌だし、
ちょっと手が出せなくて。
デジタルはねぇ、、単に骨董的価値として伝えるだけなら初代Macintoshとか、
それなりとは思うんですが、伝えられた子どもがまた実用的に使えるという条件
だと無理でしょうね。
お邪魔します。
ニコンSPもそうですし、ライカも『バルナックエディション』と
銘打ってプロトタイプヌルライカを限定版で復刻させました。
（もっとも、流石にフィルムだけはスプールに長尺フィルムを
ローダーで巻き付けるものではなく、普通のパトローネに入った
フィルムが使えるように作ってある様です）
デジカメがフィルムカメラの出荷台数を完全に逆転した今、この
ときにかつての機械式カメラが競うように復刻するというこの
現象を不思議な思いで傍観しています。
warabieさん、いらっしゃい。
人間の手で使う道具としてのカメラは既に50年前に完成の域に達していたのでしょうね。
それ以後は、レンズやフィルムの性能が良くなり、それに伴ってカメラ自体の性能も良くなっては
来たけど画期的な変革はなかったですよね。
デジタル化は確かに大きな変革ですけど、手で使う道具としてはかえって退化しちゃった部分も
ありますよね。
今売られているMacFan 4月号に掲載されている鈴木みそさんのマンガを見てにやりとしたのは
私だけでしょうか？
どのあたりで『にやり』となされたのか！
お嫁さんとみそ氏のやりとりは毎度くつくつと
笑っています。（iPodminiのときも可笑しかった…！）
でも、どちらのメーカもカメラメーカなのに、
方向性がずいぶんと違うんだな、
というのが私には第一印象でした。
カメラメーカの作るデジカメとエレクトロニクス
メーカの作るデジカメにははっきりと温度差が
ある、というのは良く聞く話なのですが。
「ニコンはごてごてしていてちょっと格好悪い」という下りです。
1眼レフはともかく、ニコンのコンパクトカメラって格好悪いですよ。
キャノンはコンパクトカメラをデジタルじゃなくてもデジカメ風で出してきたでしょう。
そこで差が出た感じ。
ニコンはデジカメもカメラの延長線上で考え、キャノンはデジカメはパソコン周辺機器として
考えているという感じかな。
私はどっちが好きかと言えばニコンですけど、ニコンのコンパクトデジカメは買いたくないです。
だからってIXYなんか絶対買わないですけどね。