コブシの花が咲きました。
これは我が家の裏の雑木林の縁にある木で、毎年この辺では早く花を付ける木です。
今年は一気に暖かくなったので一気にたくさんの花が咲きました。遠くから見ると、雑木林のこの辺りだけが明るくなっているように見えます。
コブシは別名「田打ち桜」とも言われ、春の農作業の指標になる木です。コブシが咲くと本当に春になったという気がします。
こちらはボケのつぼみです。
園芸品種で白と朱の絞りの花が咲きます。花の後に楕円形のごつごつした不格好な実がなります。その実は大変良い香りがするのですが、そのままでは食べられません。テーブルの上に置いて芳香剤にしたり、ホワイトリカーに漬けてボケ酒を作ったりします。
野生のボケはクサボケとも呼ばれ(天然ボケとは呼ばないでね)花は朱色の一色で実も園芸種より小さいです。こちらも利用の仕方は同じです。
これはヒヤシンスです。
小学校の時に水栽培などをした覚えがある人もいるでしょう。丈夫で寒さに強い球根植物です。
ヒヤシンスの漢字を知ってますか?「風信子」と書くんですよ。ちょっと詩的な雰囲気の名前ですね。高原のサナトリウムで療養する美少女のイメージでしょうか?(古〜いと言われてしまいそうですが)
ちなみに、コブシは「辛夷」、ボケは「木瓜」と書きます。
さてさて、八ヶ岳の春はホントに一気にやってきています。次は何の花でしょう。
こぶしの花、すごいですね!一面が花、花、花!!!
真っ白に見えてきれいでしょうね。実はこぶしの花好きです。
あと、梨の花。これも白い可憐な花です。
対照的なまっかっかのぼけの花は、北海道から来た時
造花かと思ったものです。今では驚きませんが。
ASさん、いらっしゃい。
コブシはハクモクレンに比べ、花の大きさは小さいですが、花の数では圧倒的に多いです。
ホントに真っ白という感じですよ。