新府の桃が満開でした。
韮崎市新府の桃畑は七里岩台地の上にあるので、山梨でも一番最後の桃の花になります。
武田勝頼が織田信長の甲州侵攻を防ぐために築いたが結局使われなかった新府城。その城跡が小さな山として残っています。
その付近一帯が一面にピンク色のじゅうたんを敷き詰めたようになるのは大変見事で、正に桃源郷とはこういうものかと思います。
この付近の人々にとって、桜よりも一層春を感じさせるのが、この桃の花の色ではないかと思います。
今日は春霞の山々を遠くに眺めながら桃畑を歩いてきました。
桃畑のあちこちで、スケッチブックを広げたりイーゼルを立てて写生をする人たちを見かけます。
もちろんカメラを持った人たちも、たくさん来ています。この時期の桃源郷は画家と写真家がいっぱいです。
みんな年に一度のこの機会を待って居るんですね。結構真剣に絵筆を動かしていますよ。
お弁当を持って家族でピクニックに来ている人も居ますし、ウォーキングなどのイベントも行われます。
こんもりと盛り上がったような山々。桃の花。
まるで「日本むかしばなし」の世界のようではありませんか。
そして、一つ忘れてならないのが、ここの桃は「花桃」ではなく全て「実桃」だという事です。山梨県は桃の生産量日本一なんですよ。
この花が全部実になる?
いいえ。こんなに花を付けておいては良い実は付きませんから「摘花」と言って花を摘んでしまいます。
左の写真が自然の状態です。枝いっぱいに花が付いていますが、こんな感じに減らしてしまいます。ですから、桃の花自体の開花期は結構長いのですが、実桃の畑では花の見頃は摘花が始まるまでという短いものになりますね。
既に今日の時点でかなり摘花が進んでいましたから、花を見たい人は明日にでも行かないと無理かも知れません。
後は美味しい桃の実がなるのを楽しみに待つ事にしましょうか。
岡本君
これは、新府の桃です、残念。曇りです〜。
先週の水曜日、毎週最後に配達するお客様のところで、当日ある物をお伺いして、置いて行くんです。もう8年くらいのおつきあいです。ですから、伝票はその場で書きます。先週も配達終わって、帰って来て、伝票のお名前をみて、びっくり!!! なぜか、最近10年ほど、出会った事がない「岡本様」って間違えて書いてるんです。 お得意様の名前とは全然違います。
オレ、さいきんぼけてるからなぁ〜、でもそのうち、その名前の人と出会ったらおもろいな!と。。。 そして今日、「お…
す、すばらしい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
ビューティフルです!!!
ありがとうございます!!!
シンドーさん、いらっしゃい。
教えてもらったお陰でちょうど良い日に行けました。
ありがとうございます。
凄くきれいでした。
見事な桃の花ですね。
菜の花の黄色とのコントラストも綺麗です。
絵を描く方が写真を撮るよりも優雅ですね。
exifさん、いらっしゃい。
このピンクと黄色の組み合わせは何とも言えませんでした。
そう、絵を描く人はゆったり座って静かに筆を運んでいますね。
対して写真の人は、あっちへ行ったりこっちへ来たり、しゃがんだり背伸びしたり、
転んでる人も居て、何となく笑えました。
私も写真の人の一人だった訳ですけれど。(笑
林真理子さんの、「故郷で、桃の花を見るツアー」
というのを、毎年やっているというエッセイを
読んだことがあります。
一度、どんなものなのか見てみたいと思っていました。
ですから、くまぱぱさんのブログでステキな写真を
たくさん見ることができ、とってもうれしいです。
前に、山中湖からの帰りに買った「おいしい桃」も
思い出しました。
ありがとうございました。
miyonさん、いらっしゃい。
桃畑は梅林ほど多くありませんから、見た事無い人も多いでしょうね。
山梨ではこれを見てこそ春という人も居ます。
桃は傷みやすいので、出荷用のものは完熟前に収穫されるのが普通です。
地元の農園で完熟桃を買うと、味の違いに驚きますね。
見事ですね〜。
電線も電柱もなく、本当に長閑な風景!
市原悦子さんの声が聴こえてきそうですよ^m^
黒澤監督の「夢」を思い出しました。
虹子さん、いらっしゃい。
そうそう、のんびりした感じで、お弁当を持っていきたい所です。(笑
広大な桃畑ですが、実は電柱も電線もあります。
真ん中を県道が通っているので、車も結構多いです。
ちょっと外れると見えなくなるのですけどね。