Mac OS X Tigerを使って

050509037日のインストールから2日半Tigerを使っています。
一通りの機能を使ってみてました。基本的にいい感じです。
写真はTigerの売りの一つである「Dashboard」を起動させた所です。電卓、時計、カレンダー、スティッキーズ、天気予報、翻訳辞書が表示してありますが、自分の必要なウィジェット(小アプリ)を登録でき、配置も自由になります。


もう一つの売り「Spotlight」ですが、私は元々自分のMacの中を検索しない(検索しなくても良いように整理している)人なので、あまり恩恵に浴する事は無さそうです。
OS 9時代のSherlockと同じように最初に索引制作をするのに相当時間がかかります。私の場合は丸1日くらいでした。バックグランドで軽くやってくれるのでそれほど気にならないし、普通に作業をしていても大丈夫です。また、システム終了しても次に起動した時に続きをやるので問題ありません。私はSherlockの時は我慢できなくて索引作成を停止していたんですが、今回は完全に索引ができました。

05050904ウェブブラウザーのSafariには「RSSリーダー」の機能が付きました。
左のようにRSS対応のサイトにアクセスするとURLを表示する窓の所に「RSS」というマークが出て、それをクリックするとRSSを読み込み、こんな感じに表示します。
サイドバーの「記事の長さ」のスライダーを調整して短くするとこんな感じに表示する事もできます。
登録すると、後はブックマークと同じように扱えますし、フォルダにまとめておけば良いかも知れません。

さて、不具合も少々。
Safariではリンクをクリックした時にこんなアラートが出る事が多くなりました。「ネットワークの接続が解除された」と書かれていますが、実際は妖しいもので、他のブラウザーでは問題ないのです。

それから、常に何かがバックグランドで動いているような不思議な感覚があります。
最初はSpotlightの索引作成をしていますから当然として、それが終わった後でも何かが動いて居るんです。アクティビティモニタで確認するとこのように「VShieldCheck」というプロセスが90%以上もCPUを使っています。これは何なんでしょうね? ちなみに10.3.9のシステムを起動してアクティビティモニタをチェックしてみましたが、こんなもので「VShieldCheck」は殆ど動いていません。
で、VShieldCheckが動いている分Tigerが遅いのかというと全くそんな事はなく、Xbenchによる計測では10.3.9より1割以上高速という結果が出ました。使ってみた感覚でも早くなったように思います。

次に、普段使っているアプリケーションの動作も一応チェックしてみましたが、基本的にいい感じです。
Photoshop 7.0、Illustrater 10、GoLive CS 等に特に問題は無さそうです。Eudora 6.2も 問題ありません。ATOK 15(意外にも)使えています。Jedit 4.2、Jedit X、共にOK。バックアップソフトのSilverKeeperはダメでしたが、早速出た1.1.3にアップすればOKです。
私の場合、どうしてもダメなのはメンテナンスソフトのOnyXくらいです。これはサイトにも使えないと書いてあるのでアップデータが出るまでは無理でしょう。
とは言え、メンテナンスも必要なので私はターミナルにコマンドを打っています。ターミナルを立ち上げて、ユーザー名 % と出たらそこへsudo update_prebinding -root / -forceと打ち込んで(全て半角でスペースも忘れずに)リターンキーを押します。Pasword : と出るので、そこに管理者パスワードを入力してリターン。数十秒でメンテナンスが終了します。

また何かあったら報告させていただきます。

●追記●VShieldCheckの件です。

下のコメントでVirexの関連と書いた通りでした。Virex7.5をインストーラーと同時配布されているアンインストーラーを使って削除するとVShieldCheckも削除されます。
ウイルス対策ソフト無しというのはマズイですから、何か手頃なパッケージ版のソフトを導入した方が良いですね。

VirexはAppleが.Macユーザーの特典として無償提供していたものを使っていたのです。私は7.5になる前の7.2のインストーラーを保存してあったので、それをインストールしてみたらTigerで問題なく使えてしまいました。定義ファイルのアップデートもできます。
アクティビティモニタでチェックした所、動作中はこんな感じです。VShieldCheckは無く「VscanX」というプロセスがCPUを喰いますが、動作中でもこのように使用率が下がる時もあります。またウイルススキャンが済めばVscanXは停止して、VShieldCheckのように何もしていないのにCPUを占拠する事はありません。

問題はVirex7.2がすでにダウンロードできなくなっている事ですね。私はダウンロードしたソフトは原版を保存する事にしているので手元にありましたけど。

“Mac OS X Tigerを使って” への4件の返信

  1. レポート参考になります。
    でも私のG4はDVD使えないので現在CDに変更中。
    発売日に届いていたのに一昨日までパッケージも開けてませんでした。
    だからといってPowerBookにはまだインストールする元気はないし。
    (結構体力勝負みたいな所があるんです。)

  2. exifさん、いらっしゃい。
    VShieldCheckの件ですが、Virexというウイルス対策ソフトの関連タスクだそうです。
    どうもTigerへの対応が十分ではないようです。
    Safariのリンクをクリックした時のアラートは結構頻繁に出るので、これは気に障ります。
    原因としては、ほんのちょっとしたネットワーク上のエラーでSafariが簡単に音を上げてしまうかららしいです。
    そんなちょっとしたエラーは付き物なので他のブラウザーでは無視したり再度接続したりしてアラートは出さないようです。
    要するにSafariに根性が足りないという事で、ヤキを入れる(アップデートされる)のを待つしか無さそうです。

  3. こんにちは、くるりです。
    わたしも29日の発売日にPanther(10.3.9)からTigerにアップグレードしました。
    すると、こんな不具合が見られるようになりました。
    ・Safariが落ちる。
    ・ネットワークがすぐ切れる。
    ・ぷよぷよフィーバー(ゲーム)の動きがやたら遅い。
    私のiBookにはほかにもOffice XやPhotoshop CS、ATOK 17などが入っていますが、これらは特に問題がありません。
    Safariの不具合にはとても困っているのですが、拙サイトの更新にはどうしてもSafariが必要です。
    (IEは動作が遅いので、あまり使いたくないです)
    ちなみに私が使っているMacは、
    iBook G4 1GHzで2004年の前期モデルです。
    いつか時間があれば、一度データを空っぽにしてみようかと思っています。

コメントは受け付けていません。