30年程前の金沢の続きで、今回は国鉄(当時)金沢駅の七尾線ホームです。
手前はこれから乗る輪島行きのディーゼル列車です。
奥は待避線に停車中の車両です。(キハ10系)
ホームの端には雪が残っていますね。
昔懐かしい屋台(カート?)の土産売りです。
新聞、雑誌、弁当、菓子などを満載していますが、最近の駅では見なくなった「みかん」も売っています。
昔は缶ジュースなどは少なくて、列車の旅で喉を潤すものと言えば「みかん」でしたね。
最初の写真と同じ列車です。(キハ20系)
線路の間にも雪がありますね。
実は列車が発車した後、吹雪になってしまったんです。
車内にはお正月の注連飾りがかけられていました。
30年前と言っても、私が普段見慣れていた首都圏の通勤電車ではこんな飾りはなかったです。
だからこそ珍しくてシャッターを押したのでしょう。
走り出した列車の窓から撮りました。
「大雪の警戒標識」が出ていたのでビックリしたんですよ。
案の定、発車して直ぐに吹雪になってきました。
前回までの金沢の写真
「過去ログ写真館・16」「過去ログ写真館・17」「過去ログ写真館・18」「過去ログ写真館・19」
どれも良い味が出ていますね〜。
コンタクトプリントだから中間調がつぶれて暗くなっているけれど
それも味になっている。
撮るときは構図とか色々と考えるのだろうけれど、
時間を乗り越えてきたこの写真は、
そんなもの関係なくいいです。
駅と列車だから、色々な事を考えさせられるので、
なおさら深みがあるような気がします。
exifさん、いらっしゃい。
そうなんですよね。
画質やトーンの再現よりも「記憶」を優先させるのが、この「過去ログ写真館」です。
今までのも全部そうですが、ベタ焼きから拡大スキャンした写真で構成しています。
私個人にとっては、自分の過去ログの再確認です。
ご覧になる皆さんには、その時代の雰囲気の一部でも感じていただければと思います。
過ぎた時間の静かな語り部という雰囲気の写真達が厳かです、、、。
たしかに『空気』が見えそうな錯覚を。
パーフォレーション毎全部の空間を見せる、密焼きべた駒、
結構好きだったりします。
このころのフィルムは印字が少ないんですね。自分のベタや
フィルムを改めて見直すとフィルムの認識番号があっちゃこっちゃに/汗。
昔の列車って・・・
そんなに形も変わっていないと
思うんですけど、なんだか懐かしい。
土産物は、こんなでしたっけ・・・
注連縄 大雪・・・
いい写真ですね・・・
warabieさん、いらっしゃい。
ベタ焼きのトーンが空気感を高めているかも知れませんね。
ここにアップしてある写真は、ちょうどパーフォレーション(フィルム送り用の穴)のところ
まででカットされています。
その外側には、コマ番号が1コマごとに、KODAK TRY X PAN FILMという文字が2コマ
ごとに印字されています。
それだけですから、今のフィルムよりはずっと文字が少ないですね。
ASさん、いらっしゃい。
同じ線路を走るわけですから、基本的な列車の形はあまり変わりようがないんです。
ただ、今の車両の方が細かい凹凸が無く、全体に滑らかな形になっていますね。
今ではこんな土産売りは見られませんね。
みんなちゃんとした売店になってしまいましたから。