一昨日、小海線に乗って小淵沢−小諸間の全線を往復しました。
「八ヶ岳南麓風景街道」の戦略委員の先生方からのアドバイスに従い風景街道に小海線を生かす方法を探るには、先ず小海線に乗ってみるのが一番ではないかという事です。
試乗と車内ミーティングに八ヶ岳南麓風景街道の会幹事会で出かけました。
やつねっとのメンバー以外は、小海線と言っても野辺山以遠は余り知りませんから、結構新鮮な体験だったのではないかと思います。
上の写真は何処だと思いますか?
長野新幹線との乗換駅「佐久平駅」の周辺です。下にあるのが新幹線のホームで、向こう側には大型ショッピングセンターと大駐車場。その他にも沢山の建物が見えます。
佐久平駅は新幹線が出来たための新設駅で、以前は広々した田園地帯に単線の小海線の線路がずーっと続いているだけのところでした。
2枚目の写真は小海線の終点、小諸駅に停車中のしなの鉄道の列車です。
以前は信越本線として多数の特急が行き交う駅でしたが、新幹線が出来て信越線碓氷峠が廃止になるとしなの鉄道に変わり、乗降客も減りました。
小諸駅周辺も何となく寂しく、佐久平の爆発的な繁栄とは対照的です。
八ヶ岳南麓風景街道の会としては、決して佐久平のように開発されるのを望んではいません。
むしろ、静かな中にも文化が受け継がれている小諸に魅力を感じます。
もっとも「八ヶ岳南麓風景街道」ですから、小海線を生かすにしても全線をエリアに含めることは難しいでしょう。
向こうの地域との協力体制がとれれば、可能性はありますが。
例えば、カリフォルニアのワイントレインのような列車を運行するのも面白いと思っています。
カリフォルニアのように車内でフルコースの料理まで提供はしなくても、山梨産または北杜市産の美味しいワインと、八ヶ岳産のチーズ、八ヶ岳南麓に多数あるパン工房の手づくりパン、この三つが楽しめるだけでも話題になるでしょう。
まだアイデアの段階で、これからが時間もかかり大変なのですが、車内ミーティングでも何とか実現に向けた研究を進めていくことになりました。
これから面白くなりますよ。是非ご注目ください。
小海線は、いつか星を見に行くときに乗る列車
なんて勝手なイメージが私の頭の中にあります
きのさん、いらっしゃい。
八ヶ岳南麓風景街道のもう一つのテーマが「星空」です。
具体案はまだですが、小海線と組み合わせたものも出てくることでしょう。
どうぞお楽しみに。
小海線と絡めて考える?
なかなか難しそうなテーマですね。
景観でくくってみると浮かんでくるのは、雄大な景色を背景に、走る小海線が良い感じって事くらい。
江ノ電とかが近い感じなのかな?
列車も近代的な外観にしないで、味のある列車にしたり。
(中身は最新の技術で作られていた方が良いかもしれないけれど)
小海線全線試乗会のアレンジ、お疲れさまでした。
ワイン佳し、チーズ佳し、幹事可笑し! そのうちに
可笑しな風景道中として(こっそり)アップを狙い
ますよ。
それにしても、食べ物を見ると食べることしか欲しな
い私としては、くまぱぱさんの絵心には敬服です!
exifさん、いらっしゃい。
確かに難しいのですが、小海線は既に八ヶ岳の風景の一部になっていますから、
車両や駅舎が変な色に塗られたりしなければ大きな問題は無さそうです。
来年から実験的にハイブリッド車両が導入されるようですし、環境に配慮した鉄道と
してのイメージもアップしてくるでしょう。
mukai-mさん、いらっしゃい。
楽しみながら有意義なミーティングが出来て良かったです。
ワインは飲まなければ、チーズは食べなければ味が分かりません。
小海線も乗ってみなければ良さも問題点も分からないということですよね。
ブログでは食べ物の記事が割とウケるので、普段あまり食べないものを食べるときは
写真を撮るクセが付きました。(笑
先日はお世話になりました。
あの後、野辺山までのんびり電車の旅を楽しみました。
ちょうど黄色い松(?)の葉がハラハラと舞っていて綺麗でした。
都内からの定期券を無人駅で精算する日本語が不自由なお客さんがいて、
発車が10分以上遅れ野辺山で主人は待ちぼうけ。。。(苦笑)
jikoさん、いらっしゃい。
その黄色い松が落葉松(カラマツ)ですよ。(笑
葉が落ちるときに日があたるとキラキラ光ってきれいです。
都内からの定期券を精算ですか。
小海線はワンマンカーだから無人駅では運転士が精算するので、ちょっと困りますね。
外国の方にしてみれば、言葉が通じないのは心細いかも知れないけれど・・
しかし、よく都内からここまで途中で精算なしで来られましたね。
車内検札とか無かったのかな〜?
こんばんは。
今日は一日中雨・・・。
佐久平もいらっしゃったのですね。
確かに新幹線が出来るまでは、ただ、ただ田んぼが広がる何も無いところでしたが、
本当に激変しましたね。
治安がどうのこうのと賛否両論ですが、
それでも、駅を中心にいろいろ便利になり、うれしい限りですが。<(^^ でも、小海線がのどかな田園地帯の中を走る風景はいつまでも残って欲しいです。 一時期、小海線存続の危機。とかありましたが、 くまぱぱさんのような方がいる限りいつまでも走り続けてくれる事でしょう。(^-^)/
初めまして。九州は鹿児島から拝見させて頂いております。
小海線は一度乗ってみたいローカル線です。ワイントレインですか?いいですね。
九州から見てみると、そちらの地域は「ハイソ」なイメージが先行してしまいます。
逆の視点で言い換えれば「品が良い」ということだと思います。
そして「何をするにも費用が嵩む」というイメージも先行してしまいます。
小淵沢に辿り着くまでに、東京を通ってこなければならず、それだけで体力・財布が一苦労といった感じでしょうか・・・・?
鹿児島の肥薩おれんじ鉄道にはイベント列車で焼酎飲み放題というものがありますが、どこか、この「品」に掛ける部分があります。せっかくの東シナ海に沈む夕陽も、悪酔いしては宝の持ち腐れだと思います。
費用的には¥3,000位だったと思いますが・・・・
そこで、余所者が失礼だと思いますが、なるべくリーズナブルで、ある程度こちらの抱いているイメージに合った雰囲気やサービスがあれば、とても魅力的に感じると思います。
ワイン、チーズ、八ヶ岳、清里といったキーワードが揃っていますから、「タキシードでも乗れる(呑める)」品の良さ。それでいて一人¥1,500〜2,000前後位の予算でゆったりと甲州の産物に浸れる・・・・そんなトレインなら、それに乗るためだけに行きたいと思います。
色々書きたいこと書いてしまいましたが、これもくまぱぱ様のブログを拝見しながら「いいな〜」「行きたいな〜」と、ついつい気持ちがトリップしてしまったからだとご理解頂ければ幸いです。
くまごろーさん、いらっしゃい。
佐久平駅周辺の変化は正に激変と言えますね。
たぶん、実際に地元に住んでいる人たちが一番驚いていることでしょう。
何はともあれ、廃止になってしまっては元も子もありません。
私たちがやっている活動が、それを防ぐ役に立てば良いのですが。
TAKASHIさん、いらっしゃい。
ご意見ありがとうございます。
確かに九州からではこちらに来るだけで相当な費用がかかってしまいますね。
JRの運賃までは私たちの力の及ぶところではないですが、飲食に関する部分は出来るだけ
利用しやすい値段に出来ればと思います。
まだアイデアの段階なので、実際に実現出来るかどうかも分かりませんけれど、実現した折
には、是非お出かけくださいね。