諏訪大社下社春宮

07012401家族で初詣に行ってきました。
24〜25の両日、県立高校が入試(前期・推薦)のため、在学中の息子は学校が休みになったのです。それで一緒に出かけたというわけです。
昨年は秋宮へ行ったので、今年は春宮にしました。

石鳥居越しに太いしめ縄のかかった神楽殿。その向こうに拝殿の屋根が見えます。
秋宮より小さいですが、静かで落ち着いた感じです。
07012402こちらは阿形の狛犬ですが、なんとなくすり減ってしまったような感じです。
ちょっと爬虫類系の顔で気持ち悪いですね。(汗

下の写真は吽形の方です。
歯をむき出した顔は恐いですが、阿形よりもこちらの方が愛嬌がありますね。
07012403諏訪大社に付いては、昨年の記事に詳しく書いたので参考までにご覧ください。
・「諏訪大社下社秋宮
・「諏訪大社のしめ縄
・「神頼みは好きですか?
・「御神湯
諏訪大社の公式サイト→「諏訪大社
07012404神楽殿には、小さめですが、秋宮と同じ形の太いしめ縄がかかっています。
諏訪大社の他は、出雲大社と熊野大社にしか無い独特の形です。

春宮は秋宮に比べて小さいのですが、建物の形や配置などは殆ど同じです。
それは、同じ絵図面によって作られたからだと言うことです。
07012405拝殿です。
見事な彫刻が施されていますが、春宮と秋宮で大工が腕を競ったという事です。
中には御神鏡が祀られ、御簾越しに茅葺きの本殿を拝すことができます。
社殿は同じ物が二棟あります。御柱祭のある7年目ごとに片方を立て替えて、神様にはそちらへ移っていただくのだそうです。
070124064本ある御柱の内、拝殿左側にある二之御柱です。
御柱は拝殿手前の左右と社殿奥の左右にあり、四角形に拝殿と社殿を囲む結界を作っています。

一之御柱の所に悠仁親王ご誕生の奉祝旗が掲げられていました。
写真は撮ったのですが、その写真は掲載しません。
何故なら、諏訪大社の祭神が建御名方命(タケミナカタノミコト)・・下社はその妃である八坂刀売命(ヤサカトメノミコト)を祀る・・であることを考えると違和感が否めないからです。
素戔嗚尊(スサノオノミコト)→大国主命(オオクニヌシノミコト)→建御名方命と続く国津神の血脈が、天照大神(アマテラスオオミカミ)→瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)ら天津神(国譲りという一見穏便な方法で日本を国津神から奪った高天原の神々)を祖とする天皇家の男子誕生を「祝うはずがない」と私は思うのです。

神社なら何処でも同じ・・全ての大将は伊勢神宮(天照大神)・・と考えるのは間違いです。

“諏訪大社下社春宮” への13件の返信

  1. 狛犬インパクトありますね〜。
    ちょっと溶けかかっている?
    拝殿はお見事。
    しかし、神社のルーツにまで考えて
    天皇家の男子誕生を「祝うはずがない」とは。
    確かにその通りかもしれない。

  2. exifさん、いらっしゃい。
    すごいでしょ?・・この狛犬。
    材質なども良く分からないんですが、ホントに溶けかけているような感じです。
    神社のルーツって大事だと思うんです。
    今は気にしない人が多いですが、こういう事は慎重にした方が良いと思いました。

  3.  私も諏訪神大社に参拝してまいりました。今年は両親と・・・久しぶりに家族で出掛けました。
     不思議と諏訪大社にお参りすると穏やかな気持ちになるんです・・・武田神社などではあまりそういう気持ちにはならないのですが・・・不思議です何かご縁があるのでしょうか・・・

  4. tosiさん、いらっしゃい。
    そうですね、武田神社も好きですが、雰囲気はかなり違いますね。
    元々人間であった信玄公を祭神とするのと、大国主命の息子である建御名方命では
    神格の違いというのもあるのでしょうか。

  5. こんばんは。
    諏訪大社は中学の時に諏訪方面への社会科見学で行ったくらいですね。
    (上社か下社かは忘れました・・・。)
    本当に立派な建物ですね。
    >神社なら何処でも同じ・・全ての大将は伊勢神宮(天照大神)・・と考えるのは間違いです。
    なんて気にした事すらありませんでした。(爆)
    もっと日本の文化に目を向けなければ・・・。

  6. くまごろーさん、いらっしゃい。
    長野県では子供の時から親しまれている神社ですよね。
    お年寄りは「お諏訪さん」と呼びますよね。
    国津神と天津神の争いはともかく、地元では深く敬愛されている神様ですね。

  7. くまぱぱさん、こんばんは。
    そうですか〜〜!しめ縄の記事でもすっかり驚きましたが
    ここでも、そういえば!!です・・・・・・・
    神々のルーツって、面白いですね。
    ほんとに謎が多いです・・・・

  8. 実家が諏訪なので、毎年諏訪大社下社へ行きます。
    今年(というか去年)はフライングでしたが、一応お詣りしてきました。
    下社のすぐそばにある「新鶴」の塩羊羹は、自分が歳をとってきたせいか気になります。
    羊羹肌が格調高く、色っぽいんですよねー。私みたい。(←ウソです)

  9. フライング

    ゆみちゃんと食事した後、『新鶴』へ寄って塩羊羹と切山椒などを購入。
    この日もお客さんがひっきりなしでした。それもそのはず、知る人ぞ知る新鶴は、泣く子も黙る元祖塩羊羹の老舗なのです。
    新鶴のは羊羹肌(←こんな言葉はないけど)からして品格があり、ここの…….

  10. ASさん、いらっしゃい。
    この話しは、ちゃんと書いたら結構長くなりそうなんです。
    いずれ機会があれば、何とかまとめてみたいと思っています。

  11. yannさん、いらっしゃい。
    フライングですか・・・まあ、あまり気にしなくてもいいのでは・・?
    行かないよりずっと良さそうですからね。
    トラックバックどうもです。

  12. 諏訪大社下社春宮・2

    一昨日の記事「諏訪大社下社春宮」の最初の写真の鳥居より手前100m足らずの所にこんな屋根の付いた橋「下馬橋」があります。昔はこの橋の手前で乗り物を下り、歩いて神社に入ったのでしょう。今は参道が車道になり、川も橋の下以外は地下になってしまったようです。…

  13. 諏訪湖でランチ

    25日の木曜日は山梨県の公立高校前期入学試験で息子がお休みだったので、家族で諏訪

コメントは受け付けていません。