「シンビズム4」でご紹介した上田市立美術館です。
ここの常設展がまたとても素晴らしいものでした。
山本鼎(やまもとかなえ)は日本の創作版画の旗手であり、児童自由画教育運動や農民美術運動を提唱実践した人です。
著書や装丁本の展示や、彼が指導した生徒の作品、農民が作った木片人形なども必見です。
上田出身で明治35年に米国に渡って美術を学び、写真家として成功したハリー・K・シゲタ。大戦中もアメリカに住み、自宅から外出制限は受けたが収容所には送られなかったそう。
これは展示作品ではないけど、ミュージアムショップで販売していた、チェコのアーティスト「Jiri Votruba(イジー・ヴォトルバ)」のシルクスクリーンによるポストカード。
常設展には石井鶴三の彫刻作品も多数ありましたが、撮影できなかったのでご容赦ください。
山本鼎の創作版画にも参加し、信州の美術教育に貢献した人です。