Adobe Frescoでイラストを


これは善光寺の仲見世で撮ったみそ店の写真です。
これをもとにイラストを描いてみました。道具はiPad ProとApple Pencil。アプリはAdobe Frescoです。


先ずFrescoの鉛筆ブラシで輪郭線を描いていきます。太さを変えたり、ペンにしたりすることで、仕上がりの雰囲気が変わります。


全体にじわっとにじむ水彩筆のようなライブブラシで下色を付けます。この辺は雰囲気作りですね。


屋根、壁、日除けテントをライブブラシで着色。手前の幟旗や街灯をにじみの少ない筆で描きます。


2階の窓、看板、緋毛氈の縁台を描きます。それぞれ別レイヤーにすることで、はみ出たり失敗したところは後から消すことができます。


1階の店の柱や壁、広告物を描き、最後に店内を描きました。アナログの水彩画では、奥にあるものから手前のものへと描くのですが、デジタルでレイヤーを分ければ自分の描きやすい順に描いていけます。


上の写真で一応完成ですが、水彩紙に描いた感じにするため、フォトショップに読み込んで水彩紙風のテクスチャーを付けます。
実際にプリントする場合は、本物の水彩紙の表面になるので、このテクスチャー付けは不要です。

細かく解説した動画がありますので、こちら「くまぱぱがAdobe Frescoで」をご覧ください。