今回は諏訪大社下社春宮から程近い「万治の石仏」をご紹介します。
春宮の左すぐの「砥川」にかかる赤い橋を渡ると「浮島」です。
川の中州のような小さな島ですが、どんな大水にも流された事はないそうです。
ここには浮島社という小さな社があります。
浮島社には清め祓いの神が祀られているそうです。
社は小さいですが、ちゃんと四隅に御柱が建てられています。高さは人の背の高さくらいです。
小さな浮島を横断して、また赤い橋を渡ります。
春宮から浮島へ渡る橋と同じ形の橋です。
昔は木製だったのでしょうが、今は金属製です。
川の水はきれいです。
新緑の中で水音を聞いているのも良いものですね。
川沿いの道をほんの少し歩くとすぐに石仏が見えてきます。
川と山に挟まれた狭い場所に少しばかりの畑と田んぼがあり、その中に石仏があります。
石仏の近くには、謂われを書いた立て札と、石灯籠、植え込みが少しあるだけです。
体は天然の石の形そのままに、レリーフを施してあります。
頭部は別の石で作ったものを乗せてあるという素朴な石仏です。
近くに人間が立つとこんな感じで結構大きな石です。
この石仏には春宮の鳥居を作る際に起きた不思議な物語があります。
その伝説については「こちら」をご覧ください。
万治年間に作られたので万治の石仏なのですが「万治」の文字から「万病を治す」仏様とも云われているようです。
石仏から浮島へ戻る道です。
ちょうど自生の山吹がたくさんの花を咲かせていました。
この季節は新緑が美しく、天気さえ良ければ歩くのも気持ちがよいですよ。
諏訪へ行くことがあったら、是非「万治の石仏」を訪ねてみてください。
面白い話ですね。
鉄分を多く含んだ水が石に閉じこめられていたとか
何らかの原因があったのでしょうね。
その後いまある石仏の形にするためにレリーフを彫った時は
何も起こらなかったのでしょうか?
一番下の新緑の一番奥に赤い橋がチラッと見えている写真が好きです。
exifさん、いらっしゃい。
神社の鳥居になるのは嫌で、仏様なら良かったとか・・?
宗旨が違うって事かも。(笑
周辺は静かで良いところでしたよ。
こんばんは。
諏訪大社はほとんど行った事がないのですが、
近くにこんなに素敵な遊歩道?があるのですね。
新緑が最高ですね。
結構デカい石仏ですね。
なんとも穏やかな表情がいいですね~。
ちょっとコミカルな形なのもいいなぁ。
なんて言ったら怒られるかな?<(^^
くまごろーさん、いらっしゃい。
遊歩道と言っても距離は200m程ですけれど。
でもホントにいい感じの道でした。
石仏も他では見られない独特のものですね。
機会があったらぜひ行ってみてください。