栗田宏一✕須田悦弘 展 2


昨日に続き山梨県立美術館の企画展です。
いきなり「スルメ」がおいてあって驚きますが、須田悦弘さんの木彫作品です。


スルメは意外ですが、本来は朴の木を薄く削り込んで彩色し、花びらや葉をリアルに表現した作品がメインです。


その展示空間まで含めてインスタレーションとして仕上げるという作風です。


これは花の落ちた椿です。白い台の上にこれだけがぽつんと置かれているのもいい感じです。


普通なら作品を展示しない意外な場所に置くのも須田さんの得意技でしょうか? これはミレー展示室の展示パネルの下から顔を出した植物です。


こちらは何と、1階ホール吹き抜け部分の壁面から蔓を伸ばして花を咲かせた朝顔です。2階の通路から見ると、この高さにあります。


この企画展のフライヤー画像をアップしておきます。1月31日(日)まで開催されているのでぜひ行ってみるといいですよ。
詳しい情報は「山梨県立美術館」公式サイトを御覧ください。