ハイブリッド列車・大曲を行く

07072601小海線で営業運転開始間近のハイブリッド列車ですが、良い写真が撮れたのでご覧ください。
試運転列車で、地元関係者の試乗会があったようです。
私は乗車せずに撮影ポイントで30分ほど待っていました。
昔、C56を撮りに来ていた頃を思い出します。(笑

これは小淵沢へ向かうハイブリッド列車です。
下り勾配を軽快に駆け下りていきます。(7月27日撮影)
07072602私の目の前を通り過ぎ、中央線との合流地点へ向かう列車です。
この先で左にカーブして、少し行くと小淵沢駅です。
2両編成で、小諸側がキハE200-1、小淵沢側がキハE200-2です。
なかなか引き締まったいい顔つきをしています。
07072603先ほどの撮影地点から急いで車で移動し、大曲の大築堤の内側で待ちました。
程なく、小淵沢駅を発車したハイブリッド列車がやって来ます。
ここは33パーミル(1,000mで33m)上る急勾配です。
流石ハイブリッド。車輪がレールを刻む「カタンカタン」という音は良く聞こえますが、その他の騒音は殆どありません。
07072604普通のディーゼル車なら吐きだしているはずの排気も見えません。
やはり広々した高原の風景には、こういう環境に配慮した列車が似合いますね。
急勾配の割にはスピードも遅くなく、軽々と上ってきました。
築堤の下左の田んぼには、古代米で作った「風林火山」の「稲文字」があります。

1971年に撮った「C56が牽く貨物列車」の写真と、ほぼ同じ場所を最新のハイブリッド列車が走っていきます。
くまぶろ関連記事→「小海線にハイブリッド列車」「ハイブリッド列車試運転中

追記・・・
この列車に試乗していたずーむパパさんの記事に車内の写真が紹介されています。
こちらをどうぞ→「世界初のハイブリット列車 (ずーむいん八ヶ岳)

“ハイブリッド列車・大曲を行く” への6件の返信

  1. こういうチャンスで、鉄道マニアとして、
    乗るのではなく、走っている姿を撮る方を選択するのは
    普通の事なのでしょうかね?
    30年以上前と同じ場所で蒸気機関車を撮った時を思い出しながら
    最新の列車を撮るって気持ちはとても感慨深いものがあったでしょう。
    私だったら、なんだかジーンときちゃいそう。

  2. こんばんは。
    早速コメントさせて頂きました。(笑)
    3番目の写真いいですね~。
    この写真をお待ちしておりました。<(^^ かっこえぇです!(^-^)v なんといっても排気が無いのがサイコーですね。

  3. exifさん、いらっしゃい。
    「乗るか撮るか」ですね・・・鉄道マニアにとって永遠の命題かも知れません。(笑
    後にも前にも、今乗らなければ永久に乗れない列車ならいざ知らず、これから普通に運転
    されて何度でも乗る機会がある列車なら、何のためらいもなく写真撮影を選びます。
    昔のSLの写真も(これは貨物だから乗れませんが)もし私が乗っていたら、ここで皆さんに
    写真をお見せすることは出来ないわけです。
    まあ、私の場合、鉄道も好きだけど写真も好きだから当然かな?

  4. くまごろーさん、いらっしゃい。
    マニア好みですよね、こういう写真は。(笑
    車両全体の形と色がはっきり分かって、しかもバランスが良く、前景にも背景にも邪魔物がない
    というのがポイントですね。
    実際に急勾配を上る姿を見て、排気ガスも見えないし、音も静かなので驚きましたよ。

  5. ハイブリッド列車・野辺山を走る

    27日、小淵沢の大曲で写真を撮った後、とりあえず列車を追いかけてみました。清里あたりでどうにか追いつくであろうと思ったからです。でも、清里駅で車を駐車している間に発車してしまうかも知れません。そんなわけで野辺山まで行ってみました。…

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